東南アジアを彷彿とさせる、温かなスープです。器に添えたライムを一搾りすると、香りと味わいがさっぱりに変身します!体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
海老 | 8尾(100g) |
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さやいんげん | 8本 |
しめじ | 1/2パック |
パプリカ | 1/4個(赤) |
生姜 | 1片 |
青唐辛子 | 1本 |
ココナッツミルク | 200ml(1/2缶分) |
ナンプラー | 大さじ1 |
きび砂糖 | 小さじ1 |
米酢 | 小さじ2 |
ライム | 2個(くし形切り) |
パクチー | 適量 |
海老は殻と尾をはずしたら、背に5mmほど包丁で切り込みを入れて背ワタを取り除く。ボウルに入れて、塩小さじ1と片栗粉大さじ1(各分量外) を入れ、ひたひたの水を加えてもみ洗いをする。ザルにあけて水で洗い流し、水気をきる。
いんげんは長さ5cmに切り、しめじは石突きを取ってほぐす。パプリカはヘタと種を取って1.5cm角に、青唐辛子は輪切りにする。生姜は皮をむいて薄切りにする。
鍋に水300ml(分量外)を入れて火にかけ、沸騰したら生姜、青唐辛子、海老を入れる。海老が色づいたら、いんげんとパプリカ、しめじを入れ、再び沸騰したらココナッツミルクを入れて弱火にする。
ナンプラー、きび砂糖、米酢を入れ沸騰直前で火を止める。器に盛りつけ、ライムとパクチーを添える。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫