体が喜ぶ、発酵ごはん
甘味と酸味と辛味が絡まりあった"さやいんげんと海老、ココナッツミルクのビネガースープ"

甘味と酸味と辛味が絡まりあった"さやいんげんと海老、ココナッツミルクのビネガースープ"

東南アジアを彷彿とさせる、温かなスープです。器に添えたライムを一搾りすると、香りと味わいがさっぱりに変身します!体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。

“さやいんげんと海老、ココナッツミルクのビネガースープ”のつくり方

材料材料 (2人分)

海老8尾(100g)
さやいんげん8本
しめじ 1/2パック
パプリカ1/4個(赤)
生姜1片
青唐辛子1本
ココナッツミルク200ml(1/2缶分)
ナンプラー大さじ1
きび砂糖小さじ1
米酢小さじ2
ライム2個(くし形切り)
パクチー適量

1海老の下ごしらえ

海老は殻と尾をはずしたら、背に5mmほど包丁で切り込みを入れて背ワタを取り除く。ボウルに入れて、塩小さじ1と片栗粉大さじ1(各分量外) を入れ、ひたひたの水を加えてもみ洗いをする。ザルにあけて水で洗い流し、水気をきる。

2野菜類をカットする

いんげんは長さ5cmに切り、しめじは石突きを取ってほぐす。パプリカはヘタと種を取って1.5cm角に、青唐辛子は輪切りにする。生姜は皮をむいて薄切りにする。

3煮る

鍋に水300ml(分量外)を入れて火にかけ、沸騰したら生姜、青唐辛子、海老を入れる。海老が色づいたら、いんげんとパプリカ、しめじを入れ、再び沸騰したらココナッツミルクを入れて弱火にする。

煮る
ひたひたのお湯で、海老と野菜に火を通します。火が通りにくいいんげん、パプリカ、しめじの順番で入れて。

4仕上げ

ナンプラー、きび砂糖、米酢を入れ沸騰直前で火を止める。器に盛りつけ、ライムとパクチーを添える。

仕上げ
ココナッツミルクを入れた後は、分離しないように弱火で仕上げます。
完成

教える人

真藤舞衣子 料理研究家

真藤舞衣子 料理研究家

会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。

この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023夏
A4変型判(120頁)
2023年6月12日発売/1200円(税込)

文:柿本礼子 写真:山田薫