体が喜ぶ、発酵ごはん
【「ズッパ」はイタリア語で何の意味?】腹持ちする具だくさんの一杯「魚介と野菜、ハーブの酒粕ズッパ~柑橘の香り~」

【「ズッパ」はイタリア語で何の意味?】腹持ちする具だくさんの一杯「魚介と野菜、ハーブの酒粕ズッパ~柑橘の香り~」

「ズッパ」とはイタリア語で「スープ」という意味で、今回紹介するのは酒粕をあさりや鯛と合わせたもの。ハーブやレモンの香りが粕汁特有の強い香りをマスキングしてくれます。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。

“魚介と野菜、ハーブの酒粕ズッパ~柑橘の香り~”のつくり方

材料材料 (2人分)

あさり10粒
2切れ
玉ねぎ1/2個
新じゃがいも2個
600ml
オリーブオイル大さじ2
酒粕大さじ2
ディル適量
小さじ1
粗挽き黒胡椒 適量
レモンの皮適量

1玉ねぎを炒める

鍋にオリーブオイルを入れ、粗みじんにした玉ねぎを入れよく炒める。

玉ねぎを炒める

2具材を煮る

1cm角に切ったじゃがいもと水を加える。沸騰したら弱火にして10分ほど煮て、あさりと鯛を加えて蓋をし、さらに煮る。

具材を煮る

3酒粕を加える

鯛に火が通ったら、スープをお玉2すくい程度取り出し、酒粕を溶く。溶けたら鍋に戻し、塩と胡椒で味を調える。器に盛り、ディルをのせ、胡椒をかける。レモンの皮をチーズ削り器などで削りかける。

酒粕を加える
完成

教える人

真藤舞衣子 料理研究家

真藤舞衣子 料理研究家

会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。

この記事は『四季dancyu 2024 春』に掲載したものです。

四季dancyu 2024 春
四季dancyu 2024 春
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482615
2024年3月12日発売/1,200円(税込)

文:柿本礼子 写真:山田薫