薄力粉はほんの少し、ほとんどがオートミールとナッツです。メイプルシロップの甘さ、旨味を引き立てる塩、ジンジャーパウダーのほのかな香りが、くせになるおいしさです。卵や乳製品、白砂糖を使わない体に優しい秋の焼き菓子を、ヴィーガン料理・菓子研究家の今井ようこさんに教えてもらいました。
体にうれしい手軽なおやつ。
小さく焼いて保存瓶に入れておくと、朝食や小腹がすいたときにも重宝します。
オートミール | 20g |
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ヘーゼルナッツ | 15g(生・皮付き) |
ピスタチオ | 10g(殻をむく) |
薄力粉 | 大さじ1 |
てんさい糖 | 大さじ1と1/2 |
メイプルシロップ | 大さじ1と1/2 |
ココナッツオイル | 小さじ1(無臭タイプ) |
ジンジャーパウダー | 小さじ1/4 |
塩 | ひとつまみ |
オーブンは160℃に予熱する。
ヘーゼルナッツ、ピスタチオは粗く刻む。
ボウルにすべての材料を入れる。
ゴムベラでよく混ぜ合わせる。
天板にオーブンペーパーを敷き、④を小さじ山盛り1杯ずつのせ、160℃のオーブンで15分ほど焼く。
製菓学校卒業後、(株)サザビーリーグに入社、アフタヌーンティー・ティールームの商品企画・開発を担当。その後、独立。お菓子の受注を行なうほか、ヴィーガンを中心とした料理教室「roof」主宰。著書に『至福の米粉スイーツ』(家の光協会)、『ヴィーガンサンドイッチ』(東京書籍)などがある。
文:松原京子 写真:木村拓