ワタナベマキさんの偏愛食材レシピ
じんわり温まる"ささみとズッキーニのトックスープ"

じんわり温まる"ささみとズッキーニのトックスープ"

韓国料理でみかけるトック(餅)は、火が入りやすいので他の具と一緒にスープで煮るだけでOK。食べ応えのあるスープが簡単につくれます。料理研究家のワタナベマキさんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

“ささみとズッキーニのトックスープ”のつくり方

材料材料 (2人分)

トック70g
ささみ2本(スジを取る)
玉ねぎ1/2個(100g)
ズッキーニ1/3本(70g)
1個
煮干しだし400ml
大さじ2
醤油小さじ2
小さじ1/3
刻み海苔適量

1下ごしらえ

トックはさっと洗い、水気を拭く。ささみは細切りにする。玉ねぎは薄切りにする。ズッキーニは薄い半月切りにする。卵は割りほぐす。

2煮る

鍋に煮干しだし、酒を入れて中火にかける。煮立ったらトック、玉ねぎ、ズッキーニを加える。ひと煮立ちしたら弱火にしてささみを加え、蓋をして2分煮る。

3仕上げ

②に醤油、塩を加えて味を調え、中火にして溶き卵を流し入れ、ふんわりしたら火を止める。器に盛り、刻み海苔をのせる。

完成

教える人

ワタナベマキ 料理研究家

ワタナベマキ 料理研究家

料理研究家。食材や調味料の組み合わせのセンスが抜群で、つくりやすいレシピが人気。自身の食のブランド「wa&_(ワンダー)」で、新しい発想の調味料も提案している。

この記事は『四季dancyu2023 秋』に掲載したものです。

四季dancyu2023秋
四季dancyu2023秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。