味噌を使いこなす基本レシピ
濃厚な味噌だれに箸が止まらなくなる"味噌カツ丼"
濃厚な味噌だれに箸が止まらなくなる"味噌カツ丼"
-
- 連載 : 味噌を使いこなす基本レシピ
名古屋名物の丼は、いまや全国丼になりました。炊きたてのご飯にたっぷりキャベツをのせて、ど～んと味噌カツ！もう、たまりません。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
“味噌カツ丼”のつくり方
材料 (2人分)
| ★ 味噌だれ | |
|---|---|
| ・ 練り味噌※ | 80g |
| ・ 水 | 大さじ3 |
| ・ みりん | 大さじ2 |
| 豚ロース肉 | 2枚（トンカツ用） |
| 塩 | 少々 |
| 胡椒 | 少々 |
| ★ 衣 | |
| ・ 小麦粉 | 適量 |
| ・ 溶き卵 | 適量 |
| ・ パン粉 | 適量 |
| 揚げ油 | 適量 |
| ご飯 | 適量 |
| キャベツ | 120g |
※つくり方は“回鍋肉”のレシピを参照。
1下ごしらえ
豚肉は筋を4～5カ所切り、両面に軽く塩、胡椒をふる。
2衣をつける
豚肉に小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつける。
3キャベツを切る
キャベツはせん切りにして冷水にさらし、サラダスピナーで水気をきる。
4味噌だれをつくる
材料を小鍋に入れて弱火にかけ、木ベラで混ぜながら温める。
5豚肉を揚げる
揚げ油を中温（170～175℃）に熱して豚肉を入れ、途中、裏に返して3～4分、カリッと揚げて、食べやすく切る。丼にご飯を盛ってキャベツ、トンカツの順にのせ、味噌だれをかける。
教える人
大庭英子 料理研究家
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。
- 料理の手ほどき さしすせそ みそ
- A4変型判（80頁）
ISBN：9784833478564
2020年3月31日発売／770円（税込）
文：中村裕子 写真：原ヒデトシ
