味噌を使いこなす基本レシピ
冬の定番鍋!"味噌バター鍋"

冬の定番鍋!"味噌バター鍋"

北海道の定番、味噌バター味。ラーメンだけでなく、鍋ものにもうれしい濃厚な味わいです。豚肉、コーン、もやし、と具も北海道風に。胡椒をきかせて食べるのがおすすめです。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“味噌バター鍋”のつくり方

材料材料 (3~4人分)

豚ロース肉300g(しゃぶしゃぶ用)
キャベツ300g
玉ねぎ1個
コーン200g(ホール、缶詰)
もやし200g
6カップ
大さじ3
味噌60g
バター50g
粗挽き黒胡椒適量

1具材をカットする

キャベツは4~5cm四方に切る。玉ねぎは縦半分に切り、幅1cmの半月切りにする。もやしは時間があれば、ひげ根を取る。

2豚肉をゆでる

土鍋に水を入れて火にかけ、煮立つ直前に豚肉を広げるようにして入れて、色が変わったら取り出し、残りも同様にゆでて取り出す。

3野菜類を煮る

煮汁のアクを取り、酒を加えてキャベツ、玉ねぎ、コーンを入れて蓋をして煮る。

4仕上げ

キャベツがしんなりしたら、豚肉を戻し入れてもやしも入れる。味噌を溶き、ひと煮してバターを散らし、胡椒をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ みそ
料理の手ほどき さしすせそ みそ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478564
2020年3月31日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。