鮭はガス台のグリルで焼いて、味噌とわけぎをのせるだけ。フライパンも鍋も使わずにできるクイックおかずです。練り味噌をつくりおきしておいてよかった、と改めて納得するはず。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
生鮭 | 2切れ |
---|---|
練り味噌※ | 大さじ1 |
わけぎ | 50g(小口切り) |
※つくり方は“回鍋肉”のレシピを参照。
生鮭は厚さの半分に切り目を入れて広げる。
グリルに入る天板、またはバットにオーブンペーパーを敷き、鮭を皮側を下にして広げて置き、グリルで5分ほど焼く。
いったん取り出して表面に味噌を塗り、わけぎを散らして再びグリルに入れてさらに4~5分焼く。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ