味噌を使いこなす基本レシピ
鮭の脂と味噌の風味が好相性"鮭のねぎ味噌焼き"

鮭の脂と味噌の風味が好相性"鮭のねぎ味噌焼き"

鮭はガス台のグリルで焼いて、味噌とわけぎをのせるだけ。フライパンも鍋も使わずにできるクイックおかずです。練り味噌をつくりおきしておいてよかった、と改めて納得するはず。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“鮭のねぎ味噌焼き”のつくり方

材料材料 (2人分)

生鮭2切れ
練り味噌※大さじ1
わけぎ50g(小口切り)

※つくり方は“回鍋肉”のレシピを参照。

1鮭をカットする

生鮭は厚さの半分に切り目を入れて広げる。

鮭をカットする
鮭は厚みを半分にして、火が均一に通るようにします。皮のない身側から包丁を寝かせて切り込みを入れて広げます。

2焼く

グリルに入る天板、またはバットにオーブンペーパーを敷き、鮭を皮側を下にして広げて置き、グリルで5分ほど焼く。

3味噌を塗って再び焼く

いったん取り出して表面に味噌を塗り、わけぎを散らして再びグリルに入れてさらに4~5分焼く。

味噌を塗って再び焼く
味噌は焦げやすいので、ある程度、鮭に火を通してから練り味噌を塗って仕上げるのがポイントです。
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ みそ
料理の手ほどき さしすせそ みそ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478564
2020年3月31日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。