干し海老を入れることで、厚みのある味わいに。ナンプラーとねぎ、生姜が効いたエスニック風です。手間を省くための知恵を駆使した納得のおかずを、料理研究家の井原裕子さんに教わりました。
蒸しなすは電子レンジでつくるのが断然お薦め。手軽にできて、しかもなすの色も残ります。和洋中のサラダや和え物など夏の副菜に大活躍し、厚揚げとの相性も抜群。
なす | 4個(380g) |
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厚揚げ | 1枚(250g) |
サニーレタス | 3枚 |
★ ドレッシング | |
・ 長ねぎ | 10cm分(みじん切り) |
・ 干し海老 | 5g(水50mlで戻し、刻む) |
・ 干し海老の戻し汁 | 大さじ2 |
・ 生姜 | 小さじ1(すりおろす) |
・ ナンプラー | 大さじ2 |
・ 胡麻油 | 大さじ1 |
・ 酢 | 大さじ1 |
・ 砂糖 | 大さじ1 |
白煎り胡麻 | 少々 |
なすはヘタを切って縦半分に切り、水にくぐらせて1本ずつラップで包み、耐熱皿に置いて600Wの電子レンジで3分加熱。ラップのまま水にとって冷まし、幅1cmの斜め切りにする。
厚揚げは一口大に切って熱湯で2分ほどゆで、ザルにあけて水気をきる。
ボウルにドレッシングの材料を入れて混ぜ、1、2を加えて混ぜ、サニーレタスをちぎりながら加えて混ぜる。器に盛って胡麻をふる。
食べるのが大好き、飲むのはもっと好きな料理研究家。季節の素材を巧みに使った、食べごたえも十分な料理を日々考案中。モットーは「誰にでもおいしくつくれる」こと。アレンジしたレシピに技が光る。雑誌、テレビなどでの活動に加え、DELISH KITCHENのレシピプロデュースを手がける。著書も多数。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄