旬の食材を使った3ステップレシピ
しびれる辛さがクセになる"豆腐と豚肉の花椒炒め"

しびれる辛さがクセになる"豆腐と豚肉の花椒炒め"

花椒(ホアジャオ)を入れることで、一気に本格的な香りとしびれが広がります。豚肉の脂が旨味の柱です。手間を省くための知恵を駆使した納得のおかずを、料理研究家の井原裕子さんに教わりました。

“豆腐と豚肉の花椒炒め”のつくり方

材料の数を絞ったことで、準備が超簡単。仕上がりがべたつかないように、豆腐の水きりは必須です。炒め物は手早くできるので、特に時間のないときに大助かり。

材料材料 (2人分)

木綿豆腐1丁(300g)
豚肉150g(こま切れ)
にら1束(100g)
胡麻油大さじ1
★ 調味料
・ 酒大さじ1
・ 塩小さじ1/2
・ 花椒小さじ1(たたいてつぶす)

1豆腐を水切りする

豆腐はキッチンペーパーで包んで5分ほど置いて水きりする。

豆腐を水切りする

2にらを切る

にらは長さ4cmに切る。

にらを切る

3炒める

フライパンに胡麻油を中火で熱し、豆腐を崩しながら入れてこんがりと焼き、裏に返して端に寄せ、豚肉を加えて炒める。肉の色が変わったら調味料を入れて全体を混ぜ、にらも加えてさっと炒める。

炒める
完成

教える人

井原裕子 料理研究家

井原裕子 料理研究家

食べるのが大好き、飲むのはもっと好きな料理研究家。季節の素材を巧みに使った、食べごたえも十分な料理を日々考案中。モットーは「誰にでもおいしくつくれる」こと。アレンジしたレシピに技が光る。雑誌、テレビなどでの活動に加え、DELISH KITCHENのレシピプロデュースを手がける。著書も多数。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。

四季dancyu 2022夏
四季dancyu 2022夏
A4変型判(120頁)
2022年6月8日発売/1,100円(税込み)

文:中村裕子 写真:竹内章雄

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。