魅惑の“せいろ”料理
ほんのりバターが香るもっちり"さつまいもの鬼まんじゅう"

ほんのりバターが香るもっちり"さつまいもの鬼まんじゅう"

さつまいもの食感とまんじゅうのもちっとした食感が合わさり、食べてて楽しくなるおやつです。せいろを使ったほかほか蒸し料理を料理研究家の大庭英子さんに教わります。

“さつまいもの鬼まんじゅう”のつくり方

東海地方で定番のおやつ。角切りのさつまいもがゴツゴツ。ベースのまんじゅうはもっちり。ほんのりバターの香りを添えました。

材料材料 (ペーパーカップ6個分)

さつまいも1本(300g)
★ 生地
・ 水80ml
・ 小麦粉100g
・ 砂糖60g
・ 塩少々
溶かしバター大さじ1

1下準備

タルトレットの型にペーパーカップをセットする。

2さつまいもの下ごしらえ

さつまいもは皮のまま洗って1cm角に切り、10分ほど水にさらして水気をきる。

3生地を混ぜる

ボウルに生地の材料を合わせ入れ、泡立て器でダマにならないようによく混ぜる。

4さつまいもを加える

さつまいも、溶かしバターを加えてさっくりと混ぜる。

5蒸す

型に④を等分に入れ、せいろに入れて中火で20分ほど蒸す。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「秋の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「秋の台所。」
四季dancyu「秋の台所。」
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833478144
2019年09月13日発売/1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。