
老若男女問わず愛される直球の味付け!呑んべえにはたまらない一皿です。料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!
【きじま】肉が熱々のうちに野菜を巻いて食べるのが、このサラダの醍醐味。皿に残った汁さえも、酒飲みには旨いと感じるはず(笑)。
こじゃれたつまみが続いた後に、「醤油+砂糖+にんにく+生姜」というド直球な味つけを1品挟み込むのも、呑んべえにはたまらないよね。
豚バラ肉 | 150g(薄切り) |
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キャベツ | 150g |
カイワレ大根 | 1/2パック |
A | |
・ 酒 | 大さじ3 |
・ 醤油 | 大さじ1と1/2 |
・ 砂糖 | 大さじ1/2 |
・ にんにく | 1片分(すりおろす) |
・ 生姜 | 1片分(すりおろす) |
溶きがらし | 適量 |
キャベツはせん切りにし、水にさらして水気をきり、器に敷き詰める。カイワレ大根は根元を切り落としてキャベツの上にのせる。
豚肉は長ければ1枚を長さ15cmほどに切る。
フライパンにAを入れて中火にかけ、煮立ったら豚肉を1枚ずつ広げて入れ、両面の色が変わったら①にのせる。
③のフライパンに残った煮汁を煮詰めて豚肉にかけ、からしを添える。
祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。
料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。
この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也