
ヤンニョム(薬念)とは、薬味や調味料を合わせたもの。自家製コチュジャンを使うことで、甘すぎず上品な味つけのヤンニョムチキンがつくれます。チキンも揚げ焼きでヘルシーな仕上がりに。油の処理も簡単です。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
★ ヤンニョム | (よく混ぜておく) |
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・ コチュジャン | 大さじ1と1/2(※) |
・ ケチャップ | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ にんにく | 1片分(すりおろす) |
鶏もも肉 | 1枚(約300g) |
塩麹 | 大さじ1 |
片栗粉 | 適量 |
好みの油 | 適量 |
鶏肉は一口大に切り、塩麹を入れもみ込み、15分間ほど置く。片栗粉をまぶす。
フライパンに5mmほどの深さまで、多めの油を入れて熱し、①を揚げ焼きする。
一度鶏肉を取り出して、キッチンペーパーでフライパンの油を拭き取る。
フライパンを再び弱火にかけ、②の鶏肉とヤンニョムを入れてからめる。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2024 春』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫