中川たまさんの日常ごはん
【卓上料理】特製たれでさっと焼くだけ!「たれ焼き」は〆のピビンパまで旨い

【卓上料理】特製たれでさっと焼くだけ!「たれ焼き」は〆のピビンパまで旨い

赤ワインと醤油、みりん、生姜でつくるたれを食べる直前にさっとつけて焼くだけ。〆は副菜として添えたナムルの余りをご飯と一緒に混ぜて、即席ピビンパに。料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。

“たれ焼きとピビンパ”のつくり方

材料材料 (2人分)

★ たれ焼き
・ 牛肉200g(カルビなど)
A (混ぜる)
 ├ 赤ワイン大さじ1
 ├ 醤油大さじ1
 ├ みりん大さじ1
 └ 生姜少々(すりおろす)
・ キャベツ適宜(あれば)
★ 切り干し大根と柿のナムル
・ 切り干し大根30g(水に15分つけて戻す)
・ 柿1/2個分(半分をすりおろし、半分を細切り)
・ 粉唐辛子小さじ1/2
・ 塩麹小さじ1
・ 醤油小さじ1
・ 米酢大さじ1/2
★ 春菊と海苔のナムル
・ 春菊2株(食べやすい大きさに切る)
・ 韓国海苔2~3枚分(食べやすい大きさにちぎる)
・ 胡麻油適量
・ 米酢適量
・ 白煎り胡麻適量
★ ピビンパ
・ ご飯茶碗1~2杯

1たれ焼きをつくる

牛肉とAをさっと混ぜ合わせ、耐火鍋や鉄板で焼く。あればキャベツなどを一緒に焼いても。

2切り干し大根と柿のナムルをつくる

切り干し大根の水気を絞ってボウルに入れ、ほかの材料をすべて加え、よく混ぜ合わせる。

3春菊と海苔のナムルをつくる

春菊と韓国海苔をボウルに入れ、胡麻油を回しかけてまとわせ、米酢を少し加え、胡麻をふる。

4〆のピビンパをつくる

たれ焼きと2種のナムルを少し残しておいて、〆にピビンパをつくる。耐火鍋や鉄板に胡麻油少々(分量外)をひき、ご飯とたれ焼き、ナムルを入れ、炒めながら混ぜ合わせる。

完成

教える人

中川たま 料理研究家

中川たま 料理研究家

兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。