
冬が旬のレモンで鶏肉をマリネしセロリと一緒に煮込んでからレモンだれをかけていただきます。百合根のほんのりした甘さやセロリの食感がよく合います。料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。
鶏肉 | 300g(ぶつ切り) |
---|---|
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
A | |
・ レモン | 1個分(半分をスライスし、半分を搾る) |
・ 白ワイン | 大さじ1 |
・ オリーブオイル | 大さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/2 |
セロリ | 2本 |
百合根 | 適量(1枚ずつはがす) |
★ レモンだれ | |
・ レモン | 2個分(くし形切り) |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ オリーブオイル | 大さじ2 |
胡椒 | 少々 |
鶏肉に塩、胡椒をふり、Aと合わせてよく混ぜ合わせ、1時間以上マリネする。
レモンは果汁を搾り、皮はワタの白い部分を薄く取り除いてからみじん切りにする。果汁とレモンの皮、ほかの材料をミキサーに入れ、粗く撹拌する。
セロリは、葉は食べやすい大きさに切り、茎は細切りにする。
鍋に①とセロリの葉、水1Lを入れて火にかける。沸いたら火を弱め、百合根とセロリの茎を加える。
鶏肉に火が通ったら器に盛り、レモンだれ、胡椒をかける。
兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子