中川たまさんの日常ごはん
【冬が旬のレモンだれが最高】マリネした鶏とセロリの「レモン鶏鍋」

【冬が旬のレモンだれが最高】マリネした鶏とセロリの「レモン鶏鍋」

冬が旬のレモンで鶏肉をマリネしセロリと一緒に煮込んでからレモンだれをかけていただきます。百合根のほんのりした甘さやセロリの食感がよく合います。料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。

“レモン鶏鍋”のつくり方

材料材料 (2人分)

鶏肉300g(ぶつ切り)
少々
胡椒少々
A
・ レモン1個分(半分をスライスし、半分を搾る)
・ 白ワイン大さじ1
・ オリーブオイル大さじ1
・ 塩小さじ1/2
セロリ2本
百合根適量(1枚ずつはがす)
★ レモンだれ
・ レモン2個分(くし形切り)
・ 塩小さじ1
・ オリーブオイル大さじ2
胡椒少々

1鶏肉をマリネする

鶏肉に塩、胡椒をふり、Aと合わせてよく混ぜ合わせ、1時間以上マリネする。

2レモンだれをつくる

レモンは果汁を搾り、皮はワタの白い部分を薄く取り除いてからみじん切りにする。果汁とレモンの皮、ほかの材料をミキサーに入れ、粗く撹拌する。

3セロリをカットする

セロリは、葉は食べやすい大きさに切り、茎は細切りにする。

4鶏肉とセロリを煮る

鍋に①とセロリの葉、水1Lを入れて火にかける。沸いたら火を弱め、百合根とセロリの茎を加える。

5仕上げ

鶏肉に火が通ったら器に盛り、レモンだれ、胡椒をかける。

完成
リゾット
ある程度、具が減ったらご飯を加えて煮込み、汁気がなくなったらパルミジャーノ・レッジャーノや胡椒をふってリゾット風に。レモンだれが余ったら、パスタやご飯にかけるだけでも素敵なひと品に。

教える人

中川たま 料理研究家

中川たま 料理研究家

兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。