バリエーション豊かなケチャップソースレシピ
ほんのり辛味の効いた"白身魚のフリッター香味ケチャップソースかけ"

ほんのり辛味の効いた"白身魚のフリッター香味ケチャップソースかけ"

香味野菜を加えることで、一気に奥深い味わいになります。カイエンペッパーの辛味がアクセントとなり、揚げ物にうってつけです。バリエーション豊かなケチャップソースレシピを料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました

“白身魚のフリッター香味ケチャップソースかけ”のつくり方

材料材料 (2人分)

★ 香味ケチャップソース
・ トマトケチャップ80g
・ 玉ねぎ大さじ3(みじん切り)
・ セロリ大さじ3(みじん切り)
・ にんにく少々(みじん切り)
・ オリーブオイル大さじ1
・ 塩小さじ1/3
・ カイエンペッパー少々
香味ケチャップソース大さじ4~6
鯛の切り身2切れ
★ 鯛の下味用
・ 塩少々
・ 胡椒少々
エリンギ1本
そら豆12粒
★ 衣
・ 薄力粉50g
・ ベーキングパウダー小さじ1/4
・ 卵白1個分
・ 冷水1/4カップ
揚げ油適量

1香味ケチャップソースをつくる

ボウルに野菜以外の調味料を入れて混ぜ、玉ねぎ、セロリ、にんにくを入れてよく混ぜる。

2鯛に下味をつける

鯛は骨のあるものは取り、幅1cmの棒状に切り、下味用の塩、胡椒をふる。

3野菜類の下ごしらえ

エリンギは根元を少し切り、縦4等分に切る。そら豆は薄皮をむく

4衣をつくる

薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせ、冷水を入れて混ぜる。別のボウルに卵白を入れて泡立て器でかたく泡立てて加え、さっくりと混ぜる。

5揚げる

揚げ油を中温(170℃)に熱して材料に衣をつけながら入れ、途中裏に返しながら1~2分揚げる。残りも同様に揚げ、器に盛ってソースをかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

この記事は『技あり!dancyuケチャップ』に掲載したものです。

技あり!dancyu「ケチャップ」
技あり!dancyuケチャップ
A4変型判(80頁)
2018年5月28日発売/880円(税込み)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。