海老と豚挽き肉の旨味とスパイスの香り、つるんとしたのど越しが心地よい一品です。シードルやスパークリングワインと相性抜群なおつまみを、料理研究家の「マイマイ」こと真藤麻衣子さんに教えてもらいました。
ワンタンの皮の中に隠れていたカレー粉の刺激的な香りをスパークリングワインの泡がぐっと引き出す。
むき海老 | 120g |
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豚挽き肉 | 150g |
パクチー | 1株 |
にんにく | 1片分(すりおろす) |
生姜 | 1片分(すりおろす) |
A | |
・ 塩麹 | 大さじ1と1/2 |
・ カレー粉 | 大さじ1/2 |
・ 太白胡麻油 | 大さじ1 |
ワンタンの皮 | 30枚 |
太白胡麻油 | 大さじ2 |
レモン | 1/2個 |
海老は背ワタを取り、包丁で軽くたたく。パクチーの葉は摘み、茎と根は細かく刻む。
①の海老、挽き肉、パクチーの茎と根、にんにく、生姜、Aをよく混ぜ、ワンタンの皮で包む。
鍋に湯を沸かし、②をゆでる。浮いてきたらザルにあげて水気をきる。
器に③のワンタンを盛り、胡麻油をかけてレモンを搾って添え、パクチーの葉を添える。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:安彦幸枝