真藤さんが友人から必ずリクエストされる絶品フライドポテト。ひと手間加えることで、食感が楽しいおつまみになります。シードルやスパークリングワインと相性抜群なおつまみを、料理研究家の「マイマイ」こと真藤麻衣子さんに教えてもらいました。
外がカリカリ、中がもっちりの秘密は、蒸したじゃがいもを冷凍して揚げているから。クミンや山椒をからめてもおいしい!
新じゃがいも | 450~500g |
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揚げ油 | 適量 |
ガラムマサラ | 小さじ1/2~ |
塩 | 適量 |
じゃがいもは蒸気の上がった蒸し器で皮付きのまま中火で30分ほど蒸す。中まで柔らかく蒸し上がったら粗熱を取り、一口大に切ってジッパー付き保存袋に入れ、冷凍する。
油を180~190℃に熱し、①を凍ったまま入れる。皮目がカリッとして、こんがりと色がつくまで揚げる。
②のじゃがいもの油をきり、ガラムマサラと塩で和える。
「バブリー!ペティアン・ナチュレル2020」グレープフルーツのような柑橘系の香りとシャープな酸、きめ細かい泡立ちが持ち味。「20年前からのファン。チャーミングな淡いピンク色とクリーミーな泡、ドライな味わいが大好き!」
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:安彦幸枝