シュワシュワ酒と季節のおつまみ
魅惑の食感と香りが楽しめる"フライドポテトスパイス和え"

魅惑の食感と香りが楽しめる"フライドポテトスパイス和え"

真藤さんが友人から必ずリクエストされる絶品フライドポテト。ひと手間加えることで、食感が楽しいおつまみになります。シードルやスパークリングワインと相性抜群なおつまみを、料理研究家の「マイマイ」こと真藤麻衣子さんに教えてもらいました。

“フライドポテトスパイス和え”のつくり方

外がカリカリ、中がもっちりの秘密は、蒸したじゃがいもを冷凍して揚げているから。クミンや山椒をからめてもおいしい!

材料材料 (2人分)

新じゃがいも450~500g
揚げ油適量
ガラムマサラ小さじ1/2~
適量

1じゃがいもを蒸す

じゃがいもは蒸気の上がった蒸し器で皮付きのまま中火で30分ほど蒸す。中まで柔らかく蒸し上がったら粗熱を取り、一口大に切ってジッパー付き保存袋に入れ、冷凍する。

じゃがいもを蒸す
蒸すかわりにラップでふんわりと包み、電子レンジ(600W)で7~8分加熱してもよい。真藤さんはフライドポテトがいつでもつくれるように、じゃがいもは多めに蒸して冷凍ストックしているとのこと。

2揚げる

油を180~190℃に熱し、①を凍ったまま入れる。皮目がカリッとして、こんがりと色がつくまで揚げる。

揚げる

3仕上げ

②のじゃがいもの油をきり、ガラムマサラと塩で和える。

完成

真藤先生のお薦めは……

「バブリー!ペティアン・ナチュレル2020」グレープフルーツのような柑橘系の香りとシャープな酸、きめ細かい泡立ちが持ち味。「20年前からのファン。チャーミングな淡いピンク色とクリーミーな泡、ドライな味わいが大好き!」

マイマイの偏愛スパークリングワイン「バブリー!ペティアン・ナチュレル2020」

教える人

真藤舞衣子 料理研究家

真藤舞衣子 料理研究家

会社員を経て、京都の大徳寺塔頭にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。

この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。

四季dancyu2023春
四季dancyu2023春
A4変型判(120頁)
2023年3月10日発売/1200円(税込)

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。