大玉のレタスがぺろりと食べられるミラクルレシピです。料理研究家の瀬尾幸子さんに、旬の食材を使った簡単につくれて、でもしっかりと美味しい主菜レシピを教えてもらいました。
最大にして唯一のコツは、レタスをゆでる湯に油を落とすこと。
鍋から引き上げるときに油の膜が表面を覆って、笑っちゃうほどレタスがおいしくなるの。
それと、ゆで時間も大事ね。1分って長く感じるかもしれないけれど、きっちり計ることで鮮やかなグリーンにゆで上がるんです。
さあさあ、熱々のうちにめし上がれ!
豚バラ肉 | 5枚(150g)(薄切り) |
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レタス | 1個 |
サラダ油 | 大さじ2 |
★ たれ | |
・ 長ねぎ | 5cm分(みじん切り) |
・ 生姜 | 小さじ1(みじん切り) |
・ にんにく | 1/2片分(みじん切り) |
・ 酢 | 大さじ1と1/2 |
・ 醤油 | 大さじ1と1/2 |
・ 胡麻油 | 大さじ1 |
・ 砂糖 | 小さじ1と1/2 |
小ねぎ | 1~2本分(小口切り) |
豚肉は長さを半分に切る。レタスは1枚ずつはがし、繊維に沿って3等分に割く。たれの材料を混ぜる。
鍋で沸かしたたっぷりの熱湯に油を入れる。レタスを入れ、菜箸の箸先の逆側(箸頭)で押して湯に沈め、1分ほどゆでてザルにあげる。続いて肉を入れてさっとゆで、ザルにあげる。
皿にレタス、豚肉を盛り、たれをかけて小ねぎを散らす。
料理研究家。日々のごはんづくりを助けてくれる、シンプルでわかりやすいレシピが持ち味。『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)、『みそ汁はおかずです』(Gakken)、『賢い冷蔵庫』(NHK出版)、『おつまみ横丁』(池田書店)など、ベストセラー多数。2022年8月よりYouTubeチャンネル「ラクうま瀬尾食堂」を開設。「見ればつくれる」料理を毎週金曜日に配信している。
この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈