旬の食材で簡単主菜づくり!瀬尾幸子さんの3ステップレシピ
くたくたの美味しさ"がんもといんげんのだし煮"

くたくたの美味しさ"がんもといんげんのだし煮"

だしをたっぷり吸うまでクタクタに煮たいんげんは、その甘味が際立ち手が止まらない美味しさです。料理研究家の瀬尾幸子さんに、旬の食材を使った簡単につくれて、でもしっかりと美味しい主菜レシピを教えてもらいました。

“がんもといんげんのだし煮”のつくり方

いんげんのための煮物。と断言してもいいくらい、くたくたに煮たいんげんの飽きのこないおいしさが、この料理の真骨頂。いんげんのやさしい甘味を引き出すため、だしとうす口醤油だけで煮るのがポイントです。
がんもどきは、いんげんの引き立て役。油分が煮汁にコクを補ってくれます。噛みしめたときにだしがジュワッとしみ出るアノ気持ちよさも、がんもどきならではの特技よね。

材料材料 (2人分)

がんもどき2枚(大)
さやいんげん100g
だし3カップ
うす口醤油大さじ2
生姜1/2片分(せん切り)

1下ごしらえ

いんげんは生り口(ヘタ)を切る。

下ごしらえ

2煮立てる

鍋にだし、がんもどき、いんげん、うす口醤油、生姜を入れ、強火で煮立てる。

煮立てる

3煮る

煮立ったら落とし蓋をし、ことこと煮立つくらいの火加減で20分ほど煮る。

煮る
完成

教える人

瀬尾幸子

瀬尾幸子 料理研究家

料理研究家。日々のごはんづくりを助けてくれる、シンプルでわかりやすいレシピが持ち味。『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)、『みそ汁はおかずです』(Gakken)、『賢い冷蔵庫』(NHK出版)、『おつまみ横丁』(池田書店)など、ベストセラー多数。2022年8月よりYouTubeチャンネル「ラクうま瀬尾食堂」を開設。「見ればつくれる」料理を毎週金曜日に配信している。

この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。

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A4変型判(120頁)
2023年3月10日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。