旬の食材で簡単主菜づくり!瀬尾幸子さんの3ステップレシピ
優しい甘味の"キャベツとじゃがいものチーズオムレツ"

優しい甘味の"キャベツとじゃがいものチーズオムレツ"

キャベツとじゃがいもに火を通してからオムレツにすることで、時短になります。さらに、甘味が引き出されたキャベツが堪りません!料理研究家の瀬尾幸子さんに、旬の食材を使った簡単につくれて、でもしっかりと美味しい主菜レシピを教えてもらいました。

“キャベツとじゃがいものチーズオムレツ”のつくり方

キャベツとじゃがいもを電子レンジでチンしてからオムレツに。炒めてつくるよりも圧倒的に時間を短縮でき、何よりもそのおいしさに目を見張ります。特にレンチンキャベツが絶品!
卵に包み込まれたキャベツのシャキシャキと小気味よい歯ごたえ、口中にあふれる豊かな甘味、お好み焼きのようなこんがり香ばしい香りに感動しますよ。

材料材料 (2~3人分)

4個
新キャベツ1/4個
新じゃがいも1個(120g)
ピザ用チーズ50g
牛乳大さじ3
少々
胡椒少々
バター大さじ1

1下ごしらえ

じゃがいもは皮をむき、 1.5cm角に切る。キャベツは幅2cmの短冊に切る。ボウルに入れてラップをふんわりとかけ、電子レンジ(500W)で7分加熱する。卵は割りほぐし、ピザ用チーズ、牛乳、塩、胡椒を加えて混ぜる。

下ごしらえ

2炒める

フライパンに中火でバターを溶かし、キャベツとじゃがいもを加えてからめる。

炒める

3卵液を加える

②に卵液を流し入れ、弱めの中火にして蓋をする。 2分ほど焼いたら裏返し、再び蓋をして弱火で3分ほど焼く。

卵液を加える
完成

教える人

瀬尾幸子

瀬尾幸子 料理研究家

料理研究家。日々のごはんづくりを助けてくれる、シンプルでわかりやすいレシピが持ち味。『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)、『みそ汁はおかずです』(Gakken)、『賢い冷蔵庫』(NHK出版)、『おつまみ横丁』(池田書店)など、ベストセラー多数。2022年8月よりYouTubeチャンネル「ラクうま瀬尾食堂」を開設。「見ればつくれる」料理を毎週金曜日に配信している。

この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。

四季dancyu2023春
四季dancyu2023春
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型判(120頁)
2023年3月10日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。