
3種類の挽き肉を混ぜて焼くから、複雑で奥深い味わいのミートローフに仕上がります。料理研究家の本田明子さんに、手間いらずで美味しい主菜がつくれるレシピを教えてもらいました。
挽き肉はすべて同量の配合なので、レシピはシンプル。
おもてなしの一品としても活躍します。
| 牛挽き肉 | 100g |
|---|---|
| 豚挽き肉 | 100g |
| 鶏挽き肉 | 100g |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| 胡椒 | 少々 |
| A | |
| ・ 卵 | 小1個 |
| ・ 牛乳 | 大さじ2 |
| ・ パン粉 | 1/2カップ |
| ピーマン | 1個(40g) |
| セロリ | 40g |
| プロセスチーズ | 40g |
| ベーコン | 2~3枚 |
| サラダ油 | 小さじ1/2 |
| 好みのレタス | 適量 |
Aの卵は溶きほぐして牛乳を混ぜ、パン粉を加えてしっとりさせる。ピーマン、セロリはみじん切り、チーズは5mm角に切る。

ボウルに3種の挽き肉を入れて塩、胡椒を加えてざっと混ぜ、①も加えてよく混ぜる。オーブンの天板にアルミホイルを敷き、肉だねをのせてかまぼこ形に整える。ベーコンをかぶせ、全体に油を塗る。

200℃に温めたオーブンで②を35~40分焼く。竹串を刺し、澄んだ肉汁が出てきたら焼き上がり。粗熱が取れたら厚さ1.5cmに切り、レタスとともに器に盛る。



家庭料理家。1982年に小林カツ代さんの内弟子第一号となり、以来20年ほど助手を務め、2007年に独立。子供向けの料理から高齢者のためのメニュー開発まで、幅広い世代に喜ばれるレシピを提案。著書に『本田さんちのおかずが美味しい理由』(学研プラス)、『クロワッサン特別編集 旬の野菜を使い切る、昔ながらのおかず。』(マガジンハウス)など多数。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

文:佐々木香織 撮影:鈴木泰介