卵に混ぜる具は、かにかまのみ。ふんわりと仕上げるコツがあります!料理研究家の本田明子さんに、手間いらずで美味しい主菜がつくれるレシピを教えてもらいました。
ふんわりと仕上げるコツは卵を焼きすぎないこと。
甘酢あんの熱で火が入るので、卵にうっすらと色がついたらフライパンから取り出します。
卵 | 4~5個 |
---|---|
かにかまぼこ | 4本 |
塩 | 少々 |
酒 | 小さじ2 |
長ねぎ | 5cm分(粗みじん) |
生姜 | 少々(せん切り) |
A | |
・ 水 | 3/4カップ |
・ 砂糖 | 大さじ1 |
・ うす口醤油 | 大さじ1 |
・ 酢 | 大さじ1(米酢がお薦め) |
★ 水溶き片栗粉 | |
・ 片栗粉 | 小さじ2 |
・ 水 | 小さじ2 |
胡麻油 | 適量 |
小鍋にAを入れ、混ぜながら中火にかける。フツフツしてきたら水溶き片栗粉を加えて混ぜ、とろりとしたら火を止め、油小さじ1/2を加えて混ぜる。
ボウルに卵を溶きほぐし、塩、酒を加えて混ぜる。かにかまぼこは長さ2cmに切り、粗くほぐしてボウルに加え、ねぎ、生姜も加えてざっと混ぜる。
フライパンに油大さじ1を強めの中火で熱し、②の半量を流し入れる。フライ返しで大きく数回混ぜ、丸く整えて焼き、うっすら焼き色がついたら裏返してさっと焼く。器に盛り、①をかける。残りも同様につくる。
家庭料理家。1982年に小林カツ代さんの内弟子第一号となり、以来20年ほど助手を務め、2007年に独立。子供向けの料理から高齢者のためのメニュー開発まで、幅広い世代に喜ばれるレシピを提案。著書に『本田さんちのおかずが美味しい理由』(学研プラス)、『クロワッサン特別編集 旬の野菜を使い切る、昔ながらのおかず。』(マガジンハウス)など多数。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。
文:佐々木香織 撮影:鈴木泰介