3ステップでできる主菜レシピ
かっちり焼いた卵が香ばしい"昭和のオムライス"

かっちり焼いた卵が香ばしい"昭和のオムライス"

今どきの半熟とろ~り卵ではなく、こんがり黄金色に焼いた卵でライスを包んだノスタルジックなオムライスです。料理研究家の本田明子さんに、手間いらずで美味しい主菜がつくれるレシピを教えてもらいました。

“昭和のオムライス”のつくり方

ケチャップライスは混ぜご飯式レシピ。
ご飯を炒めないので焦がさずつくれます。

材料材料 (2人分)

溶き卵3個分
玉ねぎ1/2個
ピーマン1個
ハム4枚
炊きたてご飯300g
バター小さじ3
サラダ油小さじ3
A
・ トマトケチャップ大さじ山盛り2
・ ウスターソース小さじ2
トマトケチャップ適量

1具材を炒める

玉ねぎ、ピーマン、ハムは1cm四方に切る。フライパンにバター、油各小さじ1を中火で熱し、玉ねぎ、ピーマン、ハムの順に炒める。Aを加えて混ぜ、1分ほどフツフツさせる。

具材を炒める

2ケチャップライスをつくる

①の火を止め、すぐにご飯を加えて全体をよく混ぜ、ケチャップライスをつくる。

ケチャップライスをつくる

3包む

別のフライパンに油、バター各小さじ1を強めの中火で熱し、溶き卵半量を丸く広げる。卵が半熟のうちに②の半量を中央にのせ、卵の両端をかぶせる。卵の底面を上にして盛り、ケチャップをかける。残りも同様につくる。

包む
完成

教える人

料理研究家 本田 明子

料理研究家 本田 明子

家庭料理家。1982年に小林カツ代さんの内弟子第一号となり、以来20年ほど助手を務め、2007年に独立。子供向けの料理から高齢者のためのメニュー開発まで、幅広い世代に喜ばれるレシピを提案。著書に『本田さんちのおかずが美味しい理由』(学研プラス)、『クロワッサン特別編集 旬の野菜を使い切る、昔ながらのおかず。』(マガジンハウス)など多数。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2022冬
四季dancyu 2022冬
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型 判( 120 頁)
ISBN: 9784833481748
2022年12月13日発売 / 1,100円(税込)

文:佐々木香織 撮影:鈴木泰介

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。