胡麻と芹をたっぷり使った香り高い炊き込みご飯と、滋味深い旨味を堪能できる牡蠣のスープです。おもてなし上手と評判の料理家の小堀紀代美さんに、ゲストに喜んでもらえるちょっとしたご馳走レシピを教わりました。
★ 煎り胡麻芹ご飯 | |
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米 | 2合 |
煎り胡麻 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/4 |
芹 | 1袋(長さ2~3cmに切る) |
★ 牡蠣の海苔スープ | |
牡蠣 | 12粒 |
片栗粉 | 少々(または小麦粉) |
だし汁 | 600ml(鰹と昆布の混合(*)) |
酒 | 大さじ2 |
ナンプラー | 小さじ1(またはうす口醤油) |
黒海苔 | 適量 |
あおさ海苔 | 適量 |
黒胡椒 | 少々 |
*昆布5gと鰹節15gに熱湯700mlを注ぎ、1~2分蒸らしてから漉すと手軽にとれる。
米は研ぎ、煎り胡麻と塩、水360mlを加えて炊く。あれば芹の根をよく洗ってみじん切りにして一緒に炊いてもいい。
炊き上がったら数分蒸らし、芹を混ぜる。
牡蠣は片栗粉(または小麦粉)をまぶしてからよく洗い、キッチンペーパーで水気を拭う。
鍋に③を入れて強火にかけ、から炒りする。表面が乾いたら酒をふって蓋をし、1~2分蒸し煮にする。
だし汁を加え、ひと煮立ちしたらアクを取る。ナンプラーを加え、味をみて足りなければ塩(分量外)で調える。器に盛り、海苔2種を加え、胡椒をふる。
料理勉強家
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも『料理勉強家!』。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などにレシピを提供。近書に『ライクライクキッチンの旅する味 予約のとれない料理教室レッスンノート』『ごはんにかけておいしい ひとさライス』など。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。
文:藤井志織 撮影:山田 薫