にんにく、生姜、胡麻油に一味唐辛子をプラスした味噌の表面を香ばしく焼いた、酒を呼ぶつまみです。香りもごちそうの絶品つまみができあがります。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
油揚げ | 2枚(やや厚めのもの) |
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★ 漬け味噌 | |
・ 味噌 | 100g |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ にんにく | 少々(すりおろし) |
・ 生姜汁 | 小さじ1 |
・ 胡麻油 | 大さじ1/2 |
・ 一味唐辛子 | 小さじ1/3~1/2 |
長ねぎ | 少々(せん切り) |
ボウルに漬け味噌の材料をすべて入れ、なめらかになるまで混ぜる。
油揚げより大きくラップを広げ、漬け味噌の1/4量を塗り、油揚げをのせて残りの1/4量を塗ってラップで包む。残りも同様にしてバットに並べ、冷蔵庫で3~4日漬け込む。
油揚げの表面の味噌を手で拭い取り、ガス台のグリルに入れて弱めの中火で焼く。取り出して食べやすく切り、器に盛ってねぎをのせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ