醤油のおいしさを実感する基本レシピ
青唐辛子の辛みが食欲を刺激する"刺身の中華粥"

青唐辛子の辛みが食欲を刺激する"刺身の中華粥"

白身魚の刺身に青唐辛子の醤油をからめて、お粥にオン!ピリ辛の自家製青唐辛子醤油のアクセントで、お粥がメイン料理になりますよ。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“刺身の中華粥”のつくり方

材料材料 (2人分)

ご飯200g
3カップ
刺身80g(鯛など)
レタス2枚
香菜適量
長ねぎ4cm
胡麻油大さじ1
青唐辛子醤油大さじ1~2
★ 青唐辛子醤油
 ├ 青唐辛子50g
 └ 醤油150ml

1青唐辛子醤油をつくる

青唐辛子は幅3~4mmの輪切りにする。保存容器に青唐辛子を入れて醤油を注ぎ、蓋をして5~6日おく。

2ご飯の下ごしらえ

ご飯はザルに入れ、水で洗ってぬめりを取り、水気をきる。

3お粥をつくる

鍋にご飯、水を入れ、混ぜ、中火にかけて煮立ってきたら、蓋をして弱火で10分ほど煮てお粥をつくる。

4具材の準備

刺身はそぎ切りにする。レタスはせん切りにし、香菜は長さ2~3cmに切って混ぜ合わせる。ねぎは縦半分に切ってから斜めせん切りにし、ボウルに入れて刺身を加え、胡麻油を加えて全体にからめる。

5仕上げ

器にお粥を盛って④をのせ、青唐辛子醤油をかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478519
2020年2月29日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。