海老餡の旨味を、豆腐がしっかりと受け止めます。海老餡をあらかじめつくっておけば、仕上げは蒸すだけなので、ホームパーティーでも活躍します。おもてなし上手と評判の料理家の小堀紀代美さんに、ゲストに喜んでもらえるちょっとしたご馳走レシピを教わりました。
いってみれば、海老ワンタンの具を豆腐にのせて蒸したような料理。
ワンタンを包むよりも手軽でおもてなし感が出るところも◎。
小鉢などで銘々に出す場合は受け皿にのせるとレストラン風に。豆腐は一丁丸ごと大きな器に盛っても迫力が出て楽しいですよ。
豆腐 | 1丁(絹) |
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A | |
・ 海老 | 100g(殻なし、下処理ずみ) |
・ 鶏もも挽き肉 | 50g |
・ 醤油 | 小さじ1 |
・ 片栗粉 | 大さじ1/2 |
・ 酒 | 大さじ1と1/2 |
・ 砂糖 | 少々 |
・ 塩 | ひとつまみ |
・ 生姜 | 1片分(みじん切り) |
・ 香菜 | 1/2束分(みじん切り/葉は少し取り置く) |
・ ザーサイ | 20g(みじん切り) |
・ 長ねぎ | 大さじ2(みじん切り) |
胡麻油 | 適量 |
黒胡椒 | 適量 |
豆腐はキッチンペーパーに包んで室温に15~20分置き、水気をきる。Aはよく混ぜる。
豆腐を器に入るサイズに切って入れ(大きな器に1丁丸ごと入れてもOK)、上にAを等分にのせ、蒸気の上がった蒸籠に入れる。10~12分蒸し、仕上げに胡麻油少々をかけ、胡椒をふり、香菜の葉を添える。
料理勉強家
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも『料理勉強家!』。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などにレシピを提供。近書に『ライクライクキッチンの旅する味 予約のとれない料理教室レッスンノート』『ごはんにかけておいしい ひとさライス』など。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。
文:藤井志織 撮影:山田 薫