下ゆで不要のレンズ豆で時短。ミントの葉をたっぷり添えて、夏らしく仕上げます。手間を省くための知恵を駆使した納得のおかずを、料理研究家の井原裕子さんに教わりました。
小さくて平たいレンズ豆は浸水不要、煮込み料理では下ゆでも不要。豆のでんぷん質で適度なとろみもつくから重宝します。スパイスが効いたカレーは暑さを吹き飛ばしてくれそう。
合い挽き肉 | 200g |
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玉ねぎ | 1/2個分(みじん切り) |
生姜 | 小さじ1(すりおろす) |
にんにく | 小さじ1(すりおろす) |
トマト | 1個(150g) |
レンズ豆 | 100g(皮なし) |
ご飯 | 適量 |
スペアミント | 適量 |
A | |
・ オリーブオイル | 大さじ2 |
・ クミン | 小さじ1/2 |
・ コリアンダーシード | 小さじ1 |
B | |
・ ターメリック | 小さじ1 |
・ チリパウダー | 小さじ1/2 |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ 水 | 300ml |
トマトはヘタを取り、横に2等分に切ってから粗く刻む。
フライパンにAを入れて弱火で熱し、香りが出たら玉ねぎを加えて中火にし、少し茶色に色づくまで炒め、挽き肉、生姜、にんにくを加えて炒める。
肉の色が変わったら、B、トマト、レンズ豆を加えて混ぜ、火を強め、煮立ったら蓋をして弱火で20分煮て火を少し強め、好みの加減まで煮詰める。器にご飯とカレーを盛り、ミントを添える。
食べるのが大好き、飲むのはもっと好きな料理研究家。季節の素材を巧みに使った、食べごたえも十分な料理を日々考案中。モットーは「誰にでもおいしくつくれる」こと。アレンジしたレシピに技が光る。雑誌、テレビなどでの活動に加え、DELISH KITCHENのレシピプロデュースを手がける。著書も多数。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄