日本酒が進むお酢つまみ
くるみとカレー粉の香ばしさがたまらない"生麩と豆腐のくるみ酢味噌焼き"

くるみとカレー粉の香ばしさがたまらない"生麩と豆腐のくるみ酢味噌焼き"

ナッツ特有の旨味と酢の酸味が合わさり、濃厚ながらも軽やかな味わいに仕上がります。さっぱりと飲みたい時にうってつけの、お酢つまみを、日本酒もお酢も大好物の酒肴家・稲垣知子さんに教えてもらいました。

“生麩と豆腐のくるみ酢味噌焼き”のつくり方

隠し味のカレー粉がいい仕事をしています。くるみ酢味噌をかまぼこ板に塗って焼くだけでも、酒の進むつまみに!

材料材料 (つくりやすい分量)

生麩適量
木綿豆腐適量
A
・ 生くるみ60g
・ 味噌大さじ2
・ 本みりん大さじ2
・ 酢小さじ2
・ はちみつ小さじ1
・ カレー粉少々

1くるみと調味料をフードプロセッサーにかける

Aをフードプロセッサーにかける。全体がまとまり、くるみの粒が少し残っている状態で止める(フードプロセッサーがない場合は、砕いたくるみと残りの材料をすり鉢ですり混ぜる)。

2焼く

豆腐はしっかり水きりをして一口大に切る。生麩も豆腐と同じ大きさに切る。オーブントースターで軽く焼いて1をのせ、味噌が香ばしく色づくまでさらに焼く。

完成

教えてくれた人

稲垣知子 酒肴家、料理研究家

稲垣知子 酒肴家、料理研究家

日本酒に合うつまみを雑誌や書籍などで提案。蔵元からの信頼も厚い。萩ふるさと大使でもあり、考案した沓形の酒器が日本酒党に大好評(東京「朧酒店」「籠屋秋元商店」、神奈川「望月商店」などの酒販店で販売中)。著書に『日本酒マリアージュ』(誠文堂新光社)など。

※この記事の内容は、「技あり!dancyu お酢」に掲載したものです。

技あり!dancyu お酢
技あり!dancyu お酢
A4変型判(104頁)
ISBN:9784833477895
2019年05月28日発売 /864円(税込)

文:佐々木香織 写真:宮濱祐美子

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。