ナッツ特有の旨味と酢の酸味が合わさり、濃厚ながらも軽やかな味わいに仕上がります。さっぱりと飲みたい時にうってつけの、お酢つまみを、日本酒もお酢も大好物の酒肴家・稲垣知子さんに教えてもらいました。
隠し味のカレー粉がいい仕事をしています。くるみ酢味噌をかまぼこ板に塗って焼くだけでも、酒の進むつまみに!
生麩 | 適量 |
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木綿豆腐 | 適量 |
A | |
・ 生くるみ | 60g |
・ 味噌 | 大さじ2 |
・ 本みりん | 大さじ2 |
・ 酢 | 小さじ2 |
・ はちみつ | 小さじ1 |
・ カレー粉 | 少々 |
Aをフードプロセッサーにかける。全体がまとまり、くるみの粒が少し残っている状態で止める(フードプロセッサーがない場合は、砕いたくるみと残りの材料をすり鉢ですり混ぜる)。
豆腐はしっかり水きりをして一口大に切る。生麩も豆腐と同じ大きさに切る。オーブントースターで軽く焼いて1をのせ、味噌が香ばしく色づくまでさらに焼く。
日本酒に合うつまみを雑誌や書籍などで提案。蔵元からの信頼も厚い。萩ふるさと大使でもあり、考案した沓形の酒器が日本酒党に大好評(東京「朧酒店」「籠屋秋元商店」、神奈川「望月商店」などの酒販店で販売中)。著書に『日本酒マリアージュ』(誠文堂新光社)など。
※この記事の内容は、「技あり!dancyu お酢」に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:宮濱祐美子