超クイック!副菜カタログ
練り胡麻のコクが決め手の"菜の花の白和え"

練り胡麻のコクが決め手の"菜の花の白和え"

香りの強い菜の花を豆腐がすっぽり包んでやさしい味わいに仕上がります。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“菜の花の白和え”のつくり方

練り胡麻を加えてコクを深めるのがポイント。上質な味わいになります。

材料材料 (2人分)

菜の花1/2束(100g)
菜の花をゆでる塩少々
★ 和え衣
・ 木綿豆腐1/3丁(100g)
・ 白練り胡麻小さじ1(クリームタイプ)
・ 味噌大さじ2/3
・ 胡椒少々

1和え衣をつくる

豆腐は熱湯にほぐし入れてひと煮立ちさせ、ザルにあげて冷まし、水気をきってから漉し器で漉し、残りの材料を入れてよく混ぜる。

2菜の花をゆでる

菜の花は根元を少し切り落とし、水に10~20分つけてパリッとしたら、茎と葉に分ける。塩を加えた熱湯に茎を入れ、1分ほどゆでて冷水にとって冷まし、葉は10秒ほどゆでて冷水にとって冷ます。水気を絞って長さ3cmに切り、さらに水気を絞る。

3仕上げ

和え衣で菜の花を和える。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 春のレシピ
四季dancyu 春のレシピ
A4変型 判(120頁)
2022年3月15日発売/1,100円(税込)

文:中村裕子 写真:竹内章雄

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。