超クイック!副菜カタログ
ほんのり甘くて美味しい"新玉ねぎとちくわの卵とじ"

ほんのり甘くて美味しい"新玉ねぎとちくわの卵とじ"

素材から出るじんわりとした旨味が特徴のおかずです。優しい味わいで丼にしてもおいしいです。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“新玉ねぎとちくわの卵とじ”のつくり方

ちくわから出るだしを玉ねぎに含ませてから卵でとじます。淡い春色のおかずはそのままでも、ご飯にのせれば春のどんぶりとしても活躍します。

材料材料 (2人分)

新玉ねぎ1個(150g)
ちくわ2本
2/3カップ
みりん大さじ1
醤油大さじ1
2個
七味唐辛子少々

1下ごしらえ

玉ねぎは縦半分に切り、切り口を下にして繊維に沿って幅cmに切る。ちくわは縦半分に切り、幅1cmの斜め切りにする。

2煮る

鍋に水、ちくわを入れ、煮立ってきたら蓋をして弱火で3分ほど煮て、みりん、醤油で調味する。玉ねぎを加えて混ぜ、蓋をして弱火で3~4分、玉ねぎがしんなりするまで煮る。

3仕上げ

割りほぐした卵を流し入れ、半熟状になるまで煮て器に盛り、七味唐辛子をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 春のレシピ
四季dancyu 春のレシピ
A4変型 判(120頁)
2022年3月15日発売/1,100円(税込)

文:中村裕子 写真:竹内章雄

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。