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甘味と塩味が調和する"新玉ねぎのたらこ炒め"

甘味と塩味が調和する"新玉ねぎのたらこ炒め"

たらこの旨味と程よく火の通った玉ねぎの甘味が合わさると、ついつい手が伸びるやみつきの味わいになります。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“新玉ねぎのたらこ炒め”のつくり方

ピンクを帯びた半透明の玉ねぎは見ただけでも食欲をそそります。少量の醤油を仕上げに加えて香りづけ。グッと味が深まります。

材料材料 (2人分)

新玉ねぎ1個(150g)
たらこ小1/2腹(40g)
サラダ油大さじ2/3
大さじ1
醤油少々

1下ごしらえ

玉ねぎは縦半分に切り、切り口を下にして幅1cmの半月切りにしてバラバラにほぐす。たらこは薄皮に縦に切り込みを入れ、包丁の先で中身をかき出す。

2炒める

フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを入れて中火で少ししんなりするまで炒める。

3仕上げ

たらこを加え、ほぐしながら炒めて酒をふり、たらこに火が通ったら醤油をふり、全体を混ぜる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 春のレシピ
四季dancyu 春のレシピ
A4変型 判(120頁)
2022年3月15日発売/1,100円(税込)

文:中村裕子 写真:竹内章雄

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。