「魚は断然青魚が好き」という岡本シェフの“サバ愛”とインドのゴア発祥のカレー“ビンダルー”がコラボ。簡単、手間なしで、飲んだ後の締めに絶品。おつまみとしても優秀な家カレーの傑作です。スパイス料理でお酒を飲む楽しさは、一度体験したらやみつき必至。“スパイスと燗”を主軸に、ジャンルフリーの酒肴で魅了する西荻窪「Spice飯店」店主・岡本大佑さんに、家庭でも簡単につくれる絶品おつまみを習いました。
具材をいろいろ欲張らず、鯖のゴロゴロ感を生かしたごちそう仕立て。「スパイスと相性がいい」という梅干し使いも、岡本シェフならではのアイデア。締めに絶品だが、煮込み料理としてつまみでもいける。
鯖の水煮缶(150g) | 3缶 |
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A | |
・ サラダ油 | 大さじ2 |
・ カレー粉 | 小さじ2 |
・ 一味唐辛子 | 小さじ1 |
・ ローリエ | 3枚 |
・ 赤唐辛子 | 3本 |
・ おろしにんにく | 5g |
・ おろし生姜 | 5g |
B | |
・ カットトマト | 1/2缶(200g)(缶詰) |
・ プレーンヨーグルト | 200g |
・ 梅干し | 6個分(種を抜き、ちぎる) |
・ 米酢 | 小さじ2 |
・ 砂糖 | 小さじ1 |
ご飯 | 300g |
パクチー | 適量 |
鍋にAを入れ、弱火で1分ほど温める。香りが立ってくればOK。焦がさないように注意。
1にBを加えて混ぜ、鯖を缶汁ごと加えて弱火で5分ほど煮込む。鯖は煮崩れしやすいので、かき混ぜすぎないこと。
仕上げにカレー粉ひとつまみ(分量外)をふり入れ、ひと煮立ちさせて完成。ご飯を器に盛り、カレーをかけ、パクチーを添える。
おかもと・だいすけ アジア旅行でスパイスに開眼し、東京・富ヶ谷にあるスパイス酒場「酒坊主」や、学芸大学にあるイタリアン「レインカラー」で修業。2019年に西荻窪にスパイスを使ったつまみと、燗酒やナチュラルワインを出す「Spice飯店」を開店。
文:堀越典子 撮影:竹之内祐幸