タイの有名なスープの味を焼きそばにまとわせた一皿です。パクチーの香りは必須!クリスピーなナッツで食感もタイ風に仕上げます。枠を決めることなく、アイデアに満ち溢れた味わい広がる家焼きそばを、料理家の今井 亮さんに教えてもらいました。
トムヤムクンペーストは湯で溶くだけでハーブが効いた酸味と辛味が特徴のトムヤムクンがつくれて便利。炒め物にも活躍する。
炒め始める前に麺の準備をしよう。香ばしくて歯ごたえのよい焼きそばに仕上げるための大きなポイントだ。
焼きそば麺 | 2玉(蒸し、細) |
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海老 | 8尾 |
赤玉ねぎ | 1/2個 |
にんにく | 1片分(みじん切り) |
サラダ油 | 大さじ1と1/2 |
A | (混ぜ合わせる) |
・ トムヤムクンペースト | 大さじ2 |
・ ナンプラー | 大さじ1と1/2 |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 砂糖 | 小さじ2 |
カシューナッツ | 20g |
パクチー | 4枝 |
ライム(好みで) | 適宜 |
海老は殻をむき、背に切り目を入れて背ワタを取る。玉ねぎは縦に幅5mmに切る。カシューナッツは粗く刻み、パクチーはざく切りにする。
麺は電子レンジで加熱してからサラダ油大さじ1をひいたフライパンで両面をカリッときつね色になるまで焼いてほぐし、取り出す(上記参照)。
続けてフライパンにサラダ油大さじ1/2を入れて熱し、にんにくをさっと炒め、海老を入れて2分炒め、玉ねぎを加えてさらに1分炒める。
Aを加えてひと煮立ちしたら麺を戻し入れ、手早く炒め合わせて器に盛り、カシューナッツをかけてパクチーをのせる。好みでライムを搾っていただく。
京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 焼きそば100レシピ」に掲載したものです。
取材:中村裕子 撮影:鈴木泰介