「ごち惣家」に習う絶品「ごはんのおとも」
米がぐんぐん進む!"ツナなめろう"

米がぐんぐん進む!"ツナなめろう"

ツナ缶でつくるお手軽なめろうです。このなめろう、ポイントはなす!実にいい仕事をしているので、ぜひお試しあれ。リピート必至ののっけご飯!簡単につくれて、さりげないのに、とびきりの絶品。そんな「ごはんのおとも」を、東銀座の人気居酒屋「ごち惣家」店主、布施知浩さんに教えてもらいました。

“ツナなめろう”のつくり方

なすの水分と柔らかな食感が、しっとりと具材全体をまとめ、優しいのに輪郭のある味わい。魚を三枚におろさずとも、なめろうが簡単にできるのも感動的。これ、当然、酒のアテにもぴったりです。

おいしさのコツ!
電子レンジで加熱してから冷やしたなすは、キッチンペーパーで水分を軽く絞る程度に、しっかり水気を取っておこう。また、ツナ缶の油はしっかりきっておくこともポイント。

材料材料 (1人分)

ご飯茶碗1杯分
ツナ缶1缶(オイル入り)
青じそ3枚
長ねぎ4~5cm
みょうが1本
なす1本
味噌大さじ1弱
おろし生姜少々
白胡麻少々

1下ごしらえ

ツナは油をしっかりきる

2なすに火を通す

なすは皮をむき、ラップでくるんで電子レンジ(500W)で4分50秒加熱し、冷水にとる。冷えたら水分をキッチンペーパーでしっかり拭く。

なすに火を通す

3薬味を刻む

青じそ、ねぎ、みょうが、なすを包丁で刻む。

薬味を刻む

4たたく

3に1と味噌とおろし生姜を合わせて包丁でたたく。

たたく

5仕上げ

4をご飯にのせ、仕上げに白胡麻をふって完成。

完成

教える人

布施知浩さん「ごち惣家」店主

学生時代に焼酎のおいしさに感動して飲食の道へ。食材と酒とのマッチングに余念がない。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ ごはんのおとも115レシピ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズごはんのおとも115レシピ
dancyu定番シリーズごはんのおとも115レシピ
A4変型判(112頁)
2022年10月31日発売 880円(税込み)

取材:風来青 撮影:工藤睦子