ステーキ肉でつくる迫力満点の豪快おかず
サーロインが味噌で濃厚!"大人の「肉漬け」"

サーロインが味噌で濃厚!"大人の「肉漬け」"

サーロインを味噌漬けにするという贅沢なひと皿。日本酒に合わせても、ご飯のともとしても絶品です。「薄切り肉では物足りない!」、そんな思いにお応えするべく、『大人の肉ドリル』の著者でもあるフードアクティビストの松浦 達也さんにその解決方法を教わりました。ステーキ肉を使えば定番メニューも迫力満点のがっつり肉おかずに大変身!

“大人の「肉漬け」”のつくり方

焼き加減のベストはミディアム。ステーキとはひと味違う、キメ細かい食感と芳香が楽しい。

材料材料 (4人分)

ステーキ肉 1枚(サーロイン、厚さ1cm)
★ 味噌ダレ
・ 味噌 大さじ1
・ 味醂大さじ1
・ 日本酒 大さじ1/2

1味噌ダレをつくる

味噌ダレの材料をすべて混ぜる。

味噌ダレをつくる
[POINT]味噌ダレは「少しゆるめ」が正解! 味噌の塩分は10%前後。漬け始めで「少しゆるい?」くらいにのばしておくと、仕上がりはちょうどよい。

2バットに味噌ダレをのばす

バットにラップを敷き、半量の味噌ダレをのばす。

バットに味噌ダレをのばす

3肉に味噌ダレを塗る

2に肉をのせ、残り半量の味噌ダレをまんべんなく塗る。

肉に味噌ダレを塗る

4ねかせる

ラップでぴっちりと包み、冷蔵庫で一晩ねかせる。

ねかせる

5焼く

肉の表面のタレをきれいに拭き取り、予熱した魚焼きグリルを弱火にし、肉を上面3分、下面3分焼く。好みの幅に切り、皿に盛って完成。

焼く
[POINT]魚焼きグリルでじんわり焼きます。 表面が焦げやすいので、魚焼きグリルの弱火でじんわり焼く。火加減に気をつければフライパンでもOK。

教える人

松浦 達也 (フードアクティビスト/ライター/編集者)

東京都武蔵野市生まれ。家庭の食卓から外食の厨房、生産の現場まで「食」のまわりのあらゆる場所を徘徊する。食べる、つくるに加えて徹底的に調べるのが得意技。著書に『大人の肉ドリル』『新しい卵ドリル』(共にマガジンハウス)ほか、共著に『東京最高のレストラン』(ぴあ)なども。主な興味、関心の先は「大衆食文化」「調理の仕組みと科学」など。そのほか、最近では「生産者と消費者の分断」「高齢者の食事情」などにも関心を向ける。日本BBQ協会公認BBQ上級インストラクター。

※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。

技あり!dancyuステーキ
技あり!dancyuステーキ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833476683
2017年12月29日発売/880円(税込)

教える人&文:松浦達也(フードアクティビスト) 撮影:平松唯加子 スタイリング:伊藤朗子

松浦 達也

松浦 達也 (ライター/編集者)

東京都武蔵野市生まれ。家庭の食卓から外食の厨房、生産の現場まで「食」のまわりのあらゆる場所を徘徊する。食べる、つくるに加えて徹底的に調べるのが得意技。著書に『教養としての「焼肉」大全』(扶桑社)、『大人の肉ドリル』『新しい卵ドリル』(共にマガジンハウス)ほか、共著に『東京最高のレストラン』(ぴあ)なども。主な興味、関心の先は「大衆食文化」「調理の仕組みと科学」など。そのほか、最近では「生産者と消費者の分断」「高齢者の食事情」などにも関心を向ける。日本BBQ協会公認BBQ上級インストラクター。