サーロインを味噌漬けにするという贅沢なひと皿。日本酒に合わせても、ご飯のともとしても絶品です。「薄切り肉では物足りない!」、そんな思いにお応えするべく、『大人の肉ドリル』の著者でもあるフードアクティビストの松浦 達也さんにその解決方法を教わりました。ステーキ肉を使えば定番メニューも迫力満点のがっつり肉おかずに大変身!
焼き加減のベストはミディアム。ステーキとはひと味違う、キメ細かい食感と芳香が楽しい。
ステーキ肉 | 1枚(サーロイン、厚さ1cm) |
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★ 味噌ダレ | |
・ 味噌 | 大さじ1 |
・ 味醂 | 大さじ1 |
・ 日本酒 | 大さじ1/2 |
味噌ダレの材料をすべて混ぜる。
バットにラップを敷き、半量の味噌ダレをのばす。
2に肉をのせ、残り半量の味噌ダレをまんべんなく塗る。
ラップでぴっちりと包み、冷蔵庫で一晩ねかせる。
肉の表面のタレをきれいに拭き取り、予熱した魚焼きグリルを弱火にし、肉を上面3分、下面3分焼く。好みの幅に切り、皿に盛って完成。
東京都武蔵野市生まれ。家庭の食卓から外食の厨房、生産の現場まで「食」のまわりのあらゆる場所を徘徊する。食べる、つくるに加えて徹底的に調べるのが得意技。著書に『大人の肉ドリル』『新しい卵ドリル』(共にマガジンハウス)ほか、共著に『東京最高のレストラン』(ぴあ)なども。主な興味、関心の先は「大衆食文化」「調理の仕組みと科学」など。そのほか、最近では「生産者と消費者の分断」「高齢者の食事情」などにも関心を向ける。日本BBQ協会公認BBQ上級インストラクター。
※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。
教える人&文:松浦達也(フードアクティビスト) 撮影:平松唯加子 スタイリング:伊藤朗子