ようやくじめじめとした長雨の空模様が終わり、夏本番の天気になるといわれています。嬉しい反面、今度は暑さで体力を奪われ、食欲がへってしまう心配も。そこで今回は暑気払いにうってつけな、栄養満点で食欲がなくても食べやすいスープレシピをご紹介します。
楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などにレシピを提供している料理研究家の小堀紀代美さんに習ったレシピです。じゃがいもとトマトだけでつくれるシンプルさと、つくり置きもできる保存性の良さが嬉しい冷たいスープです。
作家、ミュージシャン、映画監督など幅広く活躍をしている辻仁成さんに教わった、夏にぴったりの爽やかなスープです。ハーブが効いていて、頬張ると口の中に清涼感が生まれます。欧州の人は、夏の暑い時期にこれをパンに塗って、白ワインと一緒につまむのだそう。
スペインの家庭料理を中心に料理教室を主宰しながら雑誌やウェブでも活躍する料理研究家、丸山久美さんに教わったレシピです。サルモレッホとは、完熟のトマトだけを使ってつくるスープで、スペインではガスパチョと人気を二分するほどだとのこと。すっきりとした酸味が心地よい味わいです。
インド中を歩き、地元の家庭に入って料理を研究するインド・スパイス料理研究家、香取 薫さんに教わった南インドのスープです。現地では過酷な暑さを乗り切るために、よく飲まれているそう。さっぱりと爽やかな味わいで、暑さに疲れた体にうってつけです。