夏ならでは野菜を使った、手軽につくれる冷たいスープです。つくり置きができるのも嬉しい一品です。旬の食材にちょっとしたスパイス、風味をプラスした、誰かに食べさせたくなるようなおもてなし料理を、料理研究家の小堀紀代美さんに教わりました。
親しい人とわいわいと食べる食事は楽しいもの。少しずつ戻ってきた日常生活の中で、大切な人たちをおうちごはんに誘う機会もまた、増えてきたのではないでしょうか。
ただし、かしこまって、準備に疲れてしまっては本末転倒。気軽に、日常的に人を誘えるような親しみやすいレシピがあれば嬉しいですよね。小堀紀代美さんの料理はまさにそんなときにぴったりな料理。旬の食材にちょっとしたスパイス、風味をプラスすることで、誰かに食べさせたくなるようなおもてなし料理になるのです。
『四季dancyu 2022夏』では、そんな小堀さんの日常的なおもてなし術を紹介しています。その中から「トマトとじゃがいもの冷製スープ」のつくり方をご紹介します。雑誌ではほかにもいろいろな料理を紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてくださいね。
じゃがいも | 1個(約160g) |
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トマト | 2個(約320g) |
EXVオリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
じゃがいもは皮をむいて薄めの半月切りに、トマトは湯むきをして2cm角に切る。
じゃがいもと水150mlを鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら弱めの中火にし、柔らかくなるまで10〜15分ゆでる。
トマトとEXVオリーブオイル、塩小さじ1/2を加え、ミキサーで攪拌する。味見をして足りなければ塩で味を調え、冷蔵庫で冷やす。
料理勉強家
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。気持ちはいつも『料理勉強家!』。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などにレシピを提供。近書に『ライクライクキッチンの旅する味 予約のとれない料理教室レッスンノート』『ごはんにかけておいしい ひとさライス』など。
※この記事の内容は、「四dancyu 2022夏」に掲載したものです。
文:藤井志織 撮影:山田 薫