酒肴家のとっておき
冷えた日本酒と相性抜群!夏の魚つまみ"イサキの梅醤油和え"

冷えた日本酒と相性抜群!夏の魚つまみ"イサキの梅醤油和え"

梅の風味が爽やかな、さっぱりとした夏のつまみ料理です。良く冷やしたすっきり目の日本酒とどうぞ!自家製調味料が生み出す、酒飲みのつぼを押さえた傑作おつまみを、酒肴家・稲垣知子さんに教えてもらいました。

“イサキの梅醤油和え”のつくり方

純米だし醤油が梅のさっぱりした風味を引き立て、酸味をほどよく和らげる。キリッと冷やした日本酒とともに、前菜でいただきたい。魚はアジもお薦め。

材料材料 (2人分)

イサキ1/2尾(刺し身用)
大葉2枚
白ねぎ3cm程度
★ <梅醤油だれ>
・ 梅干し1個(*)
・ 純米だし醤油大さじ2

*梅干しをたたいた状態で小さじ1程度

1梅醤油だれをつくる

梅干しの種を除き、ペースト状になるまでよくたたいたら、純米だし醤油と合わせてよく混ぜ、梅醤油だれをつくる。

2イサキをきる

イサキは5mm程度の細切りにしておく。

3混ぜ合わせる

ボウルに2を入れて、細かくちぎった大葉、斜めに薄切りにした白ねぎを加えたら、ざっくりと混ぜ合わせて器にこんもり盛る。

4仕上げ

梅醤油を好みの量かけたら出来上がり。

完成

教える人

日本酒と器を愛してやまない酒肴家、料理研究家。漢方薬膳の効能を生かした体に優しい料理も得意としている。著書に『おかずおつまみ』(文化出版局)、『日本酒マリアージュ』(誠文堂新光社)。

稲垣知子 酒肴家

日本酒と器を愛してやまない酒肴家、料理研究家。漢方薬膳の効能を生かした体に優しい料理も得意としている。著書に『おかずおつまみ』(文化出版局)、『日本酒マリアージュ』(誠文堂新光社)。

※この記事の内容は、「技あり!dancyu おつまみ」に掲載したものです。

技あり!dancyuおつまみ
技あり!dancyuおつまみ
A4変型 判( 96 頁)
ISBN: 9784833477208
2018年07月31日発売 / 864円(税込)

文:山内聖子 写真:三浦英絵

山内 聖子

山内 聖子 (呑む文筆家・唎酒師)

公私ともに17年以上、日本酒を飲み続け、全国の酒蔵や酒場を取材し、「dancyu」や「散歩の達人」など数々の週刊誌や月刊誌などで執筆。日本酒イベントやプロに向けたセミナーの講師としても活動している。著書に『蔵を継ぐ』(双葉社)。ただいま、二作目の日本酒本を執筆中。