れんこんは11月から2月にかけて旬を迎えます。秋口のものはあっさり、さっくりとしていましたが、寒さが厳しいこの季節のれんこんは、ねっとりとした食感になり、甘味も増しています。今回は今の時期だからこそ味わえる粘りある旨味を持ったれんこん料理を4品ご紹介します。
シンプルなのに驚くほど美味しいレシピに定評がある、料理研究家の大庭英子さんに習いました。鶏もも肉の脂をれんこんにからめ、酢を加えた甘辛醤油味でさっぱりと仕上げます。れんこんの深い甘味と鶏肉の相性が抜群の一皿です。
フレンチをベースに、ワインなどのペアリングとともに多岐にわたるレシピを提案する、料理家の平野由希子さんのレシピです。生クリームやチーズを使った濃厚な味わいのなかで、れんこんの甘味と食感が際立つ一品です。
身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある、料理研究家の重信初江さんに習いました。鶏肉といっしょにフライパンでじっくり焼くだけですが、驚くほど箸が進む一品です。
こちらも重信さんに教えてもらったレシピで、ごろっと大きめに切ったれんこんと鮭が食べ応え抜群で、満足感の高い一皿です。素材もシンプルで、フライパン一つでできるメイン料理なので、献立に迷ったときはぜひ試してみてください。