冬の定番おかず&副菜レシピ
さっぱりとした甘辛味がたまらない"鶏とれんこんの酢炒め煮"

さっぱりとした甘辛味がたまらない"鶏とれんこんの酢炒め煮"

鶏の旨味をまとったれんこんは、その心地よい食感も相まって、箸が止まらない美味しさになります。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“鶏とれんこんの酢炒め煮”のつくり方

鶏もも肉の脂をれんこんにからめながら炒めます。酢を加えた甘辛醤油味はさっぱりするだけでなく、味に深みが出て止まらないおいしさに。

材料材料 (3~4人分)

鶏もも肉1枚(250g)
れんこん1節(250g)
赤唐辛子1本(へたを切って種を取る)
サラダ油大さじ1
大さじ2
★ 調味料
・ みりん大さじ2
・ 砂糖大さじ1
・ 酢大さじ4
・ 醤油大さじ2

1下ごしらえ

鶏肉は室温にもどして3cm四方に切る。れんこんは皮をむいて縦半分に切り、幅1cmの半月切りにして水でさっと洗い、水気を拭く。

2炒める

フライパンにサラダ油を熱して鶏肉を入れて中火で両面を焼きつけ、れんこん、赤唐辛子を加えて30秒ほど炒める。

3仕上げ

酒をふり、調味料を加えて煮立ってきたら蓋をして弱火で10~12分煮る。汁気が残っているようであれば蓋を取って中火で煮詰めて器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型 判( 120 頁)
ISBN: 9784833479493
2020年12月10日発売/1000円(税抜き)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。