冬の定番おかず&副菜レシピ
韓国餅を入れて食べ応えアップ!"とん汁のトック入り韓国風"

韓国餅を入れて食べ応えアップ!"とん汁のトック入り韓国風"

豚汁を韓国風にアレンジした一品です。程よい辛味が加わり、晩酌の締めにもピッタリの汁ものです。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“とん汁のトック入り韓国風”のつくり方

韓国の餅、トック。最近では手軽に買えるようになりました。
飲んだあとの〆にもぴったりの温かい汁物。胃にしみ渡ります。

材料材料 (2人分)

とん汁椀2杯分
トック100g
一味唐辛子小さじ1/3
胡麻油小さじ1
白煎り胡麻少々
小ねぎ少々(小口切り)

1トックを加え煮る

鍋にとん汁適量を入れて煮立て、トックを入れて蓋をし、弱火で5分ほどトックがやわらかくなるまで煮る。

2仕上げ

残りのとん汁を加えて中火にし、温まったら一味唐辛子、胡麻油を入れ、ひと煮して器に盛り、胡麻、小ねぎを散らす。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型 判( 120 頁)
ISBN: 9784833479493
2020年12月10日発売/1000円(税抜き)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。