しっかりと火を通したねぎが甘く、七味との相性が抜群の一皿です。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
味つけなしで焼いて、マヨネーズと七味唐辛子で。蒸し焼き状態になったねぎが甘い!ビールが進みます。
牛肉 | 100g(赤身、薄切り) |
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★ 下味用 | |
・ 塩 | 少々 |
・ 片栗粉 | 少々 |
長ねぎ | 20cm |
サラダ油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
マヨネーズ | 少々 |
七味唐辛子 | 少々 |
ねぎは長さを半分に切る。
牛肉を端を少し重ねながら幅10cmに広げて2組つくり、表面に下味用の塩、片栗粉を軽くふり、牛肉の手前にねぎをのせて巻く。
フライパンにサラダ油を熱して牛肉の巻き終わりを下にして入れ、中火で全体に焼き目をつけ、酒をふり、蓋をして弱火で5~6分、ねぎがやわらかくなるまで蒸し焼きにする。
塩、胡椒をふり、取り出して食べやすい長さに切る。器に盛ってマヨネーズをのせ、七味唐辛子をふる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。