冬の定番おかず&副菜レシピ
ビールが進むひと口おかず"牛肉のねぎ巻き焼き"

ビールが進むひと口おかず"牛肉のねぎ巻き焼き"

しっかりと火を通したねぎが甘く、七味との相性が抜群の一皿です。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“牛肉のねぎ巻き焼き”のつくり方

味つけなしで焼いて、マヨネーズと七味唐辛子で。蒸し焼き状態になったねぎが甘い!ビールが進みます。

材料材料 (2人分)

牛肉100g(赤身、薄切り)
★ 下味用
・ 塩少々
・ 片栗粉少々
長ねぎ20cm
サラダ油大さじ1
大さじ1
少々
胡椒少々
マヨネーズ少々
七味唐辛子少々

1下ごしらえ

ねぎは長さを半分に切る。

2巻く

牛肉を端を少し重ねながら幅10cmに広げて2組つくり、表面に下味用の塩、片栗粉を軽くふり、牛肉の手前にねぎをのせて巻く。

3蒸し焼きにする

フライパンにサラダ油を熱して牛肉の巻き終わりを下にして入れ、中火で全体に焼き目をつけ、酒をふり、蓋をして弱火で5~6分、ねぎがやわらかくなるまで蒸し焼きにする。

4仕上げ

塩、胡椒をふり、取り出して食べやすい長さに切る。器に盛ってマヨネーズをのせ、七味唐辛子をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型 判( 120 頁)
ISBN: 9784833479493
2020年12月10日発売/1000円(税抜き)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。