香り高い野菜やナッツを使った爽やかなサラダです。さっぱりとしているだけでなく、満足感ある味わいなので、ぜひお試しあれ。食べると体の中から元気が湧いてくる。そんな南インドのスパイスと素材の香りが印象的な野菜中心のカレーを、インド・スパイス料理研究家の香取 薫さんに教えてもらいました。
ふだんの食事でのサラダは、舌をリセットさせる目的で、味つけも塩とレモンくらいだが、おもてなしなどのきちんとした献立では、こうしてスパイスなどでしっかりと味つけをしたサラダが供される。野菜の爽やかさに、スパイスやナッツの香ばしさが絶妙。
きゅうり | 1本 |
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青唐辛子 | 1/2本 |
ピーナッツ | 1/3カップ |
赤玉ねぎ | 1/4個 |
香菜 | ひとつかみ(粗みじん) |
ココナッツファイン | 1/4カップ |
A | |
・ レモン汁 | 小さじ2 |
・ 塩 | 適量 |
・ 砂糖 | ひとつまみ |
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・ ブラウンマスタードシード | 小さじ1/2 |
・ カレーリーフ | 10枚 |
・ 植物油 | 小さじ2 |
きゅうりは5mm角、青唐辛子はみじん切り、ピーナッツは軽くから煎りしてから粗く刻む。赤玉ねぎはみじん切りにし、皿に広げて20分おいて辛味をとばしておく。
ボウルに1と香菜、ココナッツファインを入れてよく混ぜ、Aで味をととのえる。
小さなフライパンに植物油を入れて温め、ブラウンマスタードシードを数粒落とす。はじけ始めたらすべて入れ、蓋をして軽く揺すり、勢いよくはじけているところで火を止める。カレーリーフを入れ、水分で爆ぜるのですぐに蓋をし、音が収まったら2にふりかけて全体を混ぜる。
東京生まれ。
1985年にボランティアで訪れたインドで、スパイスの魅力に開眼。以来、インド中を歩き、地元の家庭に入って料理を研究する。キッチンスタジオ ペイズリー主宰。著書も多数。
文:鹿野真砂美 写真:宗田育子
この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。