フレッシュのトマトをたっぷり使って、サラダのように召し上がれ。卵を焼いて具をのっけるだけで、朝ごはんに、ワインのお供に、なんでもこいの立派なおかずができあがります。小さなフライパンは超がつくほど役に立つんです!人気料理研究家の大庭英子さんに、フライパンひとつでできるメインになるおかずを習いました。
見ただけで元気になりそうなひと皿です。バジルの香りを添えれば、さながらイタリアの食卓のよう。卵にトマトをからめながら召し上がれ。
★ 卵液 | |
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・ 卵 | 4個 |
・ 生クリーム | 大さじ2 |
・ 塩 | 少々 |
・ 胡椒 | 少々 |
バター | 大さじ1と1/2 |
★ トマトソース | |
・ トマト | 大1個 |
・ オリーブオイル | 大さじ2 |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
・ 胡椒 | 少々 |
生バジルの葉 | 大3~4枚 |
トマトはへたを取り、横半分に切って種を取り、1cm角に切る。ボウルに入れてオリーブオイル、塩、胡椒を混ぜる。バジルはせん切りにする。
ボウルに卵を割りほぐし、残りの材料を加えて混ぜる。
フライパンにバターを溶かし、卵液を流し入れて木ベラで大きくかき混ぜながら強めの中火で焼く。
とろりとしたら器に盛ってトマトソースをかけ、バジルをのせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。