これぞサラダの真骨頂!
単品サラダの中で最も多くオーダーがあるセロリーサラダ。セロリの一番よい部分を使い、徹底的に繊維を取るため、太さが3分の2になってしまう。だから、一皿に使う茎は2本分!これがセロリの香りと食感を際立たせる。3種類以上の切り方を入れるのがルール。薄切り、乱切りなど、切り方によって食感やドレッシングのからまり方が異なって食べ飽きない。ドレッシングをかける前に軽く塩をふる。野菜の表面に水分を引き出し、ドレッシングのなじみをよくするひと工夫だ。上品な薄切りのセロリにドレッシングがよくからみ、口に入れると舌にもピタッとなじむ。セロリのほろ苦い香りとドレッシングの酸味が好相性だ。
セロリーサラダのつくり方
セロリの茎で使うのはこの部分。一皿に2本分が使われる。
材料 (一皿分)
セロリの茎 | 2本 |
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自家製ドレッシング | 大さじ1~2 |
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自家製マヨネーズ | 大さじ1 |
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〈飾り用〉 | |
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・ レタス | 少々 |
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・ 紫玉ねぎ | 少々(薄切り) |
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・ パセリ | 少々 |
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塩 | 少々 |
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1切り方
繊維は徹底的に取って口当たりをよくする。ピーラーで表面全体を薄くむき、筋を取る。むき終えると茎がひと回り細くなる印象だ。
茎の部分を薄く長いそぎ切りにする。包丁を真っすぐ入れるのではなく、セロリが軽く反るようにアーチをかけて切ると、盛りつけのときに見映えがする。
根元に近い部分は縦に細く切り、スティック状にする。根元に一番近い部分は乱切りに。
切り終わり。3種類のカットを組み合わせることで、見た目がよくなり、食感もいろいろ楽しめる。
2盛りつけ
器の奥にレタスを敷く。薄くそいだセロリを3~4枚ずつ扇状に広げて重ねていく。この広げ方とバランスが盛りつけの華となる。
スティック状に切った部分はまとめてのせる。乱切りにした根元近くの部分を最後に添える。
3仕上げ
塩少々を軽くふってからドレッシングを満遍なくかけ、マヨネーズをのせる。紫玉ねぎ、パセリを添える。
店舗情報
- 煉瓦亭
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- 【住所】東京都中央区銀座3‐5‐16
- 【電話番号】03‐3561‐3882
- 【営業時間】11:15~14:15(L.O.) 16:40~20:30(L.O.) 土曜、祝日は~20:00(L.O.)
- 【定休日】日曜
- 【アクセス】東京メトロ「銀座駅」より3分
※この記事の内容はdancyu2018年6月号に掲載したものです。