きじまりゅうたさん&吉田愛さんのおつまみレシピ
【濃厚な甘辛ダレが魅力】台湾の味がかんたんに楽しめる「肉絲炒め」

【濃厚な甘辛ダレが魅力】台湾の味がかんたんに楽しめる「肉絲炒め」

豚バラ肉を甜麺醤ベースの甘いタレで焼く料理です。春餅という生地で包んで食べると絶品!料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!

お題「春餅はつまみだ。」

【きじま】春餅といえば「京醤肉絲(ジンジャンロウスー)」。甜麺醤で炒めるのが正式なつくり方だけど、ホットプレートが汚れるので、肉ともやしは塩炒めにして、別につくった京醤風のたれを添えるレシピに。

“肉絲炒め”のつくり方

材料材料 (2人分)

春餅適量(※)
豚バラ肉150g(焼き肉用)
もやし150g
長ねぎの芯1/2本分
胡麻油適量
A
・ 塩少々
・ 胡椒少々
豆板醤適量
★ 京醤だれ
・ 甜麺醤大さじ2
・ 砂糖大さじ1
・ 醤油大さじ1/2
・ にんにく小さじ1/2(すりおろす)
★ 薬味
・ 長ねぎ1/2本分(斜め薄切りにして水にさらす)
・ ピーマン2個分(縦半分に切って横に薄切り)
・ サニーレタス適量(大まかにちぎる)

1下ごしらえ

ねぎの芯は粗みじんにする(芯以外は薬味に使う)。豚肉は幅5mmに切る。

2タレをつくる

耐熱容器に京醤だれの材料を入れて混ぜる。ラップをかけて600Wの電子レンジで30秒~1分加熱し、よく混ぜる。

3炒める

ホットプレートを180℃に熱して油を薄くひき、ねぎの芯と豚肉を炒めてAをふる。もやしも炒める。

炒める

4仕上げ

春餅の皮に好みの薬味と3をのせて豆板醤や京醤だれをつけ、巻いて食べる。

完成

教える人

きじまりゅうた 料理研究家

きじまりゅうた 料理研究家

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

吉田 愛 料理研究家

吉田 愛 料理研究家

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。

この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

四季dancyu 2024春
四季dancyu 2024春
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482615
2024年3月12日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。