
春餅とは台湾のクレープのような料理です。ホットプレートで簡単に焼けるので、何人かでワイワイとつくりながら楽しむのがお薦め!料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!
【きじま】行きつけの台湾料理店で食べていたんだけど、これならホットプレートでつくれるかもと試してみたら大成功。枚数がたくさん欲しいので、フライパンより効率がいいんだよね。
冷めても旨いから、前もって焼いておいてもОK。
卵 | 2個 |
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A | |
・ 水 | 500ml |
・ 砂糖 | 小さじ3 |
・ 塩 | 小さじ1/2 |
小麦粉 | 200g |
サラダ油 | 適量 |
ボウルに卵を溶きほぐしてAを加えてよく混ぜ、小麦粉をふるう。
粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
ボウルにラップをかけ、冷蔵室で1時間ほど休ませる。
ホットプレートに油を薄くひいて180~200℃に熱し、お玉で生地をすくい、高めの位置から注ぐ。
お玉の底で直径13~15cmに広げる。薄い焼き色がついたら裏返して焼き、生地が乾いたら取り出す。残りも同様に焼く。
祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。
料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。
この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也