きじまりゅうたさん&吉田愛さんのおつまみレシピ
【ワイワイと楽しむ台湾料理】なんでも巻けば美味しくなる魔法の生地「春餅(シュンピン)」

【ワイワイと楽しむ台湾料理】なんでも巻けば美味しくなる魔法の生地「春餅(シュンピン)」

春餅とは台湾のクレープのような料理です。ホットプレートで簡単に焼けるので、何人かでワイワイとつくりながら楽しむのがお薦め!料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!

お題「春餅はつまみだ。」

【きじま】行きつけの台湾料理店で食べていたんだけど、これならホットプレートでつくれるかもと試してみたら大成功。枚数がたくさん欲しいので、フライパンより効率がいいんだよね。
冷めても旨いから、前もって焼いておいてもОK。

“春餅(シュンピン)”のつくり方

材料材料 (約20枚分)

2個
A
・ 水500ml
・ 砂糖小さじ3
・ 塩小さじ1/2
小麦粉200g
サラダ油適量

1溶き卵に粉をふるう

ボウルに卵を溶きほぐしてAを加えてよく混ぜ、小麦粉をふるう。

溶き卵に粉をふるう

2混ぜる

粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

混ぜる

3休ませる

ボウルにラップをかけ、冷蔵室で1時間ほど休ませる。

休ませる

4ホットプレートに注ぐ

ホットプレートに油を薄くひいて180~200℃に熱し、お玉で生地をすくい、高めの位置から注ぐ。

ホットプレートに注ぐ

5薄く焼く

お玉の底で直径13~15cmに広げる。薄い焼き色がついたら裏返して焼き、生地が乾いたら取り出す。残りも同様に焼く。

薄く焼く
完成

教える人

きじまりゅうた 料理研究家

きじまりゅうた 料理研究家

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

吉田 愛 料理研究家

吉田 愛 料理研究家

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。

この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

四季dancyu 2024春
四季dancyu 2024春
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482615
2024年3月12日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。