
切って和えて盛るだけでできる、新感覚のおつまみレシピです。料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!
【きじま】フルーツでお酒を飲むのは感覚的に無しだったけど、インド料理店で食べた「パイナップルのアチャール(ピクルス)」がビールによく合って驚きだった。
スパイスがフルーツとお酒のかけ橋になるんだろうね。
すぐにでも飲みたい!ってときは、スーパーで売っているカットフルーツが超便利。なんなら皿に盛らずにボウルごと食卓に出してもカッコイイ。
いちご | 6粒 |
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カットパイン | 100g |
パクチー | 1枝 |
A | |
・ 酢 | 小さじ2 |
・ サラダ油 | 小さじ1 |
・ クミンシード | 小さじ1/2 |
・ 一味唐辛子 | 少々 |
・ 塩 | 少々 |
いちごはヘタを取って縦半分に切る。パクチーはざく切りにする。
ボウルに①、パイン、Aを入れて和える。
祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。
料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。
この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也