きじまりゅうたさん&吉田愛さんのおつまみレシピ
【フルーツとビールのマリアージュ】クミンシード効果でいちごとパインが一気に酒のつまみに!「スパイスフルーツ」

【フルーツとビールのマリアージュ】クミンシード効果でいちごとパインが一気に酒のつまみに!「スパイスフルーツ」

切って和えて盛るだけでできる、新感覚のおつまみレシピです。料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!

お題「1分後に飲みたい!ときの即席つまみ」

【きじま】フルーツでお酒を飲むのは感覚的に無しだったけど、インド料理店で食べた「パイナップルのアチャール(ピクルス)」がビールによく合って驚きだった。
スパイスがフルーツとお酒のかけ橋になるんだろうね。

すぐにでも飲みたい!ってときは、スーパーで売っているカットフルーツが超便利。なんなら皿に盛らずにボウルごと食卓に出してもカッコイイ。

“スパイスフルーツ”のつくり方

材料材料 (2人分)

いちご6粒
カットパイン100g
パクチー1枝
A
・ 酢小さじ2
・ サラダ油小さじ1
・ クミンシード小さじ1/2
・ 一味唐辛子少々
・ 塩少々

1具材をカットする

いちごはヘタを取って縦半分に切る。パクチーはざく切りにする。

2和える

ボウルに①、パイン、Aを入れて和える。

和える
完成

教える人

きじまりゅうた 料理研究家

きじまりゅうた 料理研究家

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

吉田 愛 料理研究家

吉田 愛 料理研究家

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。

この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

四季dancyu 2024春
四季dancyu 2024春
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482615
2024年3月12日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。