甘くて柔らかい旬の長ねぎを2本使った、冬の卵焼き。長ねぎを炒めて甘さを引き出し、卵液と合わせて焼き上げます。フライパンの中で適当な大きさに分けて、ふっくら焼くのが中華風。料理研究家の大庭英子さんに野菜が美味しいおうち中華レシピを教えてもらいました。
長ねぎ | 2本 |
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生姜 | 1/2片分(せん切り) |
卵 | 4個 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/5 |
醤油 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 少々 |
胡麻油 | 大さじ3 |
ねぎは斜め薄切りにする。好みで青い部分を入れてもいい。ボウルに卵を割りほぐし、酒、塩、醤油、胡椒を加えて混ぜておく。
フライパンに胡麻油大さじ1を熱し、ねぎと生姜を入れて炒め、しんなりして甘味が出たら、①の卵液に加えて混ぜる。
②のフライパンに残りの胡麻油を熱して卵液を流し入れ、強火で大きく混ぜ、半熟になったらフライ返しで4〜5等分にする。1切れずつ裏返して強めの中火で2〜3分焼く。
料理研究家歴40年、ジャンルを超えた幅広いレパートリーを持ち、家庭的なおいしさが多くの支持を得ている。その豊富な経験から中華料理のレシピも数多く持ち、プライベートでも中華料理が大好き。近著に『68歳、ひとり暮らし。きょう何食べる?』(家の光協会)、『大庭さんちの保存食』(文化出版局)などがある。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:松原京子 写真:木村 拓